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風邪症状から身体の声を聞こう | 子供と大人の違い

私はちょっとした風邪はたまに引くものの、発熱を伴う風邪は稀です。疲れやすいというか、いつも疲れているわりには頑丈で、流行病にも罹りません。

先日、久しぶりに発熱しました。それが子供にも移ったことで、大人と子供の症状の違いを改めて感じました。そして、症状から身体の声を聞いてみたときの「解釈」について、書いてみました。

※完全に個人的なデータからの発言です。


子供の風邪症状

子供の発熱。私が子供のころもそうだったのですが、あまり前触れがありません。気づいていないだけかもしれませんが、助走として咳などはしていても、「さぁ、熱が出ますぞ」という事前アラートはなさそうです。

いきなりパーッと熱が出て、少し食欲もなくなって、お家でテレビなんかをボーっと見たり、寝たり起きたりしながら回復していく感じです。寒気というものも、あまり認識していないか、感じる時間が短い気がします。

幼少時の私は気持ち悪くなる体質で、よく戻していたので親は大変だったと思いますが、我が子は気持ち悪くはならないようで、39度超えていてもよく喋ります。38度台だと熱唱してます。

大人の風邪症状

大人の発熱は厄介です。たぶん、この先の仕事やプライベートの予定を鑑みて、「あともう少し。あともう少し」とぎりぎりまで発症を食い止めては引き延ばしているのでしょう。

今回の私の場合、12月一週目の土曜日に予兆がありました。仕事でイベント事があり、司会の役だったのですが、すでに疲れていて、司会で喋る合間の立っているときに「倒れそうだなぁ」と思いました。脈も速かったので、司会が終わったあとに看護師さんを訪ねて検温しましたが、惜しくも36.9度。あまり同情を誘えない数字です。やることもあったので、その日は残業までして帰りました。

翌日の日曜日は休暇でしたが、朝から晩までスケジュールびっしり。その翌日の月曜日は休みで、息子を学校へ送り出してからは、家で大人しくしていました。

そのあとは火曜日から土曜日までお仕事でした。問題は金曜日のお仕事で、寒いところに2時間以上座っていて、帰りのバス停でも寒空の下30分待っていたのが効きました。そのあとのランチは、間違いなくスンドゥブと石焼きビビンパでしたが、HPの回復には全然足りなかったようです。

翌日の土曜日に職場に行くも調子が悪く、37.7度を叩き出し、そそくさと仕事を早退しました。

さて、大人の症状ですが、前触れがあるのでそこで大々的に一大事にして休めていれば、発熱に至ることは少なくなるのではないかと思います。いつも疲れていると、前触れがわかりにくくなるかもしれません。

でも私は普段から、疲れていたら1時間遅く出勤したり、ささっと定時で帰ったりと体調管理を自分本位に履行しているのですけれど。いやはや、疲労の蓄積と寒さには敵いませんなぁ。

発熱ピーク時は38.6度。まぁ数字的には普通です。何が辛いって、寒気が長引くことです。今回は丸一日、寒かったです。悪寒ってインナーマッスルを使うのでしょうか。内部の筋肉痛も後追いしてきました。身体の凝りも感じました。ピーク時は何がどう悪いんだかよくわからず、ただ動けないという印象でした。インナーマッスルの筋肉痛は、タイ古式マッサージのあととそっくりでした。

食欲はゼロ。一日で1.5キロは痩せていたようです。ダイエットはできますね。ただ、こういうときだけ普段飲まないジュースが欲しくなります。桃か林檎の優しくて甘いのです。

ピーク時は、目を開けることもしんどくて、ずっと寝ていました。スマホも見られず、喋るのも億劫でした。なので、ピーク時でも細かなことを喋る息子に驚きです。今回は、「なぜ発熱時に味覚が変わり、苦く感じるのか」を一生懸命に分析していました。良い子で寝てろ!笑

身体からのメッセージを読み取る

身体からのメッセージを読み取ってみましょう。身体は、必要のないことはしませんよね。なので、なぜ身体が必要だと思ってその症状を出したのかを、自分のケースを例に考えてみたのです。

一日中続いた悪寒

これは長時間、身体を冷やしたことが原因でしょう。冷えた分を取り戻すように一生懸命温めてくれたのだと思います。

凝りと筋肉痛

これはもう、動くなということでしょう。良くなってきたら、ストレッチをしたくなったので、身体をほぐしていきました。

食欲ゼロ

食べるなということですね。少しでも食べたほうが良いというのは迷信で、食べられないときは食べないほうが良いそうです。消化にエネルギーを使いますからね。断食の状態のほうが免疫も上がります。ジュースは飲めということなのかは、まだよくわかりません。笑

目を開けられない

目を開けるなということですね。目から入る情報は多すぎますから、処理に神経を使います。文字を読むのを辛いと思ったのですが、普段やっていることも高度な情報処理なのだと気づき、「普段の自分偉い!」と思いました。

喋れない

喋るなですね、はい。

唯一、聴けた

聴き流しだけはできたので、冬眠の彩として、YouTubeで「ゆる言語学ラジオ」を流すときもありました。寝落ちしてますけどね。

以上、ほとんどの機能をお休みさせて、せっせとお熱を出していました。ちなみに私は薬を飲まないほうです。お熱のピークが過ぎてから、頭痛が酷いときはイブを一錠だけ飲みました。身体様の発熱を邪魔しない配慮です。

息子の症状の解釈

息子の症状の解釈は、息子自身がするものだと思いますが、敢えて母親である私がするとすれば。

・中学受験を控えていて、息子的にはハードなスケジュールだった(疲労の問題)
・それが全力でやりたいこととはちょっと違った(意識の問題)
・母親が具合悪くなっていて、僕もやってみたくなったのかもしれない(おかんLOVE問題)

まぁ、お疲れだったのでしょう。
息子はピーク時も、文字もスマホも見られるときもあり、見ても良いということだったようです。

※解釈については、誰にとっても同じだということではありません。自分の身体からの声は、自分が一番聴けるはずで、十人十色です。

まとめ

無理してはいけないということですね。無理しないように、こんなことにならないように、良い感じで手抜きしてきてたつもりでしたがちょっと忙しすぎました。自分ではコントロールできないこともありますからね。

今後は、更なる良い感じの手抜きを目指していきたいと思います。


風邪の効用について書いた過去記事は、こちらからご覧ください。

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