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大学・学部の枠の飛び越え方 教えます


4月から新入生の皆さん

大学入試お疲れ様でした。希望の大学・学部には受かりましたか?
私自身は、希望の大学・学部には受かりませんでした。
というか、私の父が自己破産をした関係で、家計は火の車で
地元の国立大に行くしか選択肢がありませんでした。

弁護士を子どもの頃から目指していた私としては、想定外に、
地元の国立大には「法学部」がありませんでした。

その時点で、私の人生は『あ・・・おわった』
と思っていました。
でも、担任の先生は、『大丈夫大丈夫。』と笑いながら言うわけです。
私は心の中で、『先生は筑波大でやりたいことやってたから、他人事だと思って笑ってるんだ』と、先生を恨みました。

が、結果的に、担任の先生の言ったとおり、大丈夫だったんです。

私は『そんなこと言っても学歴に傷がついた!!!!泣』と泣き暮らしていたんですが、就職試験も逆にこの経歴が役に立ちました。

先生、あのときは、恨んでごめんなさい!!

でも、私のように希望の大学・学部に行けなかったと、ひねくれている皆さんに、大学生活をどのように過ごせば、その後の人生うまくいくか・・・ということをお話します!

ひねくれた大学1年生前期

大学に入学して、私はやる気のない毎日を半年過ごしていました。
そんなとき、中国語の授業で民法を自習していたら、なんと人生はじめて、成績表に「C」がついたんです!!!

『私の成績表はほぼオール5だったのに、自分の成績表を汚しやがって!!』と私は、目が覚めました!!!!!!!!!!

国立大でも4年間の授業料総額 は250万円くらいになります。
この分、いやこれ以上を学び倒して卒業してやると。
のちに、授業料も免除生になりますので、私が大学に収めた額は、100万円にも満たないです。

大学生は受け身になるな!学びたい人・ことに自分からアプローチ作戦開始


作戦①:コンソーシアム(単位互換制度)の活用

私は法学が勉強したかったのに、自分の大学の授業には「日本国憲法しかない」そのため、この憲法の授業のあとに、この担当教授に私は法学が勉強したいんだと訴えました。
すると、2年生になったらコンソーシアム(単位互換制度)で、近隣の大学の開放講座が受けられると教えてくれました。

早速ホームページを見て、開放講座をチェックして、自身の大学の教務課に相談。2年次~4年次で合計8科目(16単位)を他大学で受講して、自分の大学の単位に振り替えられました。
「民法総論」「刑法総論」「民法各論(物権・債権)」「親族法」「知的財産法」「刑事政策」「少年法」あと、「情報法?」を取った気がします。

作戦②:他学部・学科のシラバスもチェック気になったら、担当教授に学内メールを送る

最低限の単位だけを労力をかけずに取得することに熱心な友達も多かったのですが、私は「非行少年の更生法(社会内処遇と施設内処遇のどちらが適切か)」を論文のテーマにしていたので、法学だけではなく、心理学も学ぶ必要があると考えました。
そこで、心理学科のシラバスをチェックして、自分の研究テーマに関係のありそうな「社会心理学」と「発達心理学」のゼミ形式の授業を受けたいと担当教授にメールを送信!
すると、快諾いただき、こちらの2科目も受講して、単位ももらえました。
自分の学部・学科だけのシラバスにとらわれがちですが、大学教授は自分が思っているよりも親切に、学びたい人には手を差し伸べてくれますので、勇気を出してアプローチしてみてください。

作戦③:他大学の教授にも論文指導を受ける

私の研究は、「非行少年の更生法(社会内処遇と施設内処遇のどちらが適切か)」だったので、「少年法」や「刑事政策」の権威ある先生方を調べて10名ほどの先生をリストアップして、こちらもメールを送信!
実際に、一橋大学(研究室訪問+論文指導)や九州大学(研究室訪問+論文指導)、中央大学、関西学院大学(郵送での論文指導)、神戸学院大学(対面での論文指導)のその分野の先生とアポイントを取って、私の研究結果に対する意見交換を行っていただけました。
おかげ様で、理解も深まり、卒業論文は「S」評価でした。

まとめ

希望の大学・学部・学科に受からなくても、学ぶ環境はいくらでも自分で作れます。
落ち込まないで、今持てる自分の資源をフル活用して、最大限の学びを手にしましょう。
そして、その経験を就職試験の面接で話すと、なんてガッツのある人だと思われ、採用されます。実際に私は就活の面接で落ちたことはありません。3社でこの話をして、3社とも合格でした。

大学1年生のときに落ち込んでいた自分と同じような境遇の方がいたら、上記の方法を伝えて、エールを送りたいです。


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