#34【読書感想】あいにくあんたのためじゃない
実はこのタイトル、私が推しているモーニング娘。の歌詞から来ています。
少し前にこの本が私のXのタイムライン上で話題になりました。
実際、メンバーも読んだというのを目にしていました。
私も筆者と同じくこの冒頭の歌詞がすごく好きで、
気持ちが落ち込んだ時に好んで口ずさんでいます。
私たちは、誰かのためにメイクをしているんじゃない!
自分がなりたい姿になるためにしているんだ!
と、強気になりたい時に自分を鼓舞することができます。
これって男性だろうが、女性だろうが、メイクに関係なく言えるのでは…
と、この短編集を読んで思いました。
「そんなことやって何になるの?」
と好きでやっていることに対して悪気なく言ってくる人。
たまにいます。
私が正規の仕事を辞めて留学することにも、
多分そう考える人が少なからずいると思います。
(幸い私の友人にそんな人は一人もいませんが)
そう考える人は、きっと私の社会的立場・生物的立場で
果たすべき役割があると信じて疑わないのでしょう。
私、別にあなたのために生きているわけじゃないのにな…
と、この歌詞を思い出してしまいます。
他の人の価値観で自分の軸をぶらさないためにも、
この歌詞を思い出して強気で前に突き進んでいきたいものです。
ただし、他人にめちゃくちゃ迷惑をかけない範囲で。
ちなみに私は2番の冒頭の歌詞も好きです。
私がそう見られるのが嫌なのに、つい他人に対して価値観を用いてしまうことがあります。
その時は逆にこの2番を思い出して、その人自身を見ていける人でありたいと思っています。
性別・年齢・出身など諸々のカテゴリーによらない、
その人だけの個性を尊重できる人でありたいです。
たとえ何か言われたり思われたとしても、
「言いたいことはただそれだけ?」
と強気でいられるように。
曲も良いので、ぜひ一度聞いてみてください!
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