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【セミナー告知】第5回リベラルアーツ勉強会/中国古典に学ぶ 争わない生き方

「リベラルアーツ」。生きるための力が身につく学び、をテーマにした定期勉強会のご案内です!

このたび勉強会の主宰メンバーに加えてもらった私が、初めて講師を担当することになりました。よろしくお願いいたします。

【自己紹介を兼ねて】

プレジデント社勤務時代は、「プレジデント」「dancyu」の編集長を務めるなど、おもに雑誌メディアに携わってきました。

「プレジデント」が月刊誌として主に歴史や人間学を扱っていたときは、若手の現場スタッフとしてはたらいていました。おかげで、多くの教養書などに触れることができました。実のところ、内容を深く理解するには、基礎知識があまりに不足していて、記事づくりをこなすのに精一杯だったことを思い出します。

雑誌メディアの仕事から遠ざかるのと前後して、中国古典など人間力形成に必要なことを学ぶようになりました。先人たちの、人の営みに対する考察の奥深さを知るとともに、それが現代に共通することが実に多いことに気づかされます。

人間、人生を送ることは1回しかできません。なので、先人と同じような悩みに直面して戸惑い、似たような過ちも何度も犯すのです。

そこで、先人の知恵をビジネス社会に生かし、よりよい人生を送ることに少しでも役立ちたいと思い立ち、「人を育む」をテーマに講師活動を行うようになりました。

【セミナーの趣旨】

今回の勉強会では、多難な世の中を心豊かに生きるヒントを見つけていきます。導いてくれるのは、生き方や人間関係について深い知恵が記された、中国古典の数々です。
そこには、著者自らの人生経験をもとに、一歩譲ること、戦わない姿勢を見せることが、結果として人生にプラスに働く、ゆくゆく自分が先をいく立場になる、といった考え方が示されています。

好むと好まざるとにかかわらず、競争社会においては、われ先に行こうとしないと、あるいは、挙げた成果について自己主張しないと、チャンスを失い、敗者になってしまいかねません。

しかし、自分の利益を優先しようとするあまり、まわりからの信頼を失ったり、道を踏み外してしまったのでは、元も子もありません。
これら古典の知恵に触れることが、心豊かに生きるヒントを見つける一助になれば、と思います。

ともあれ、勉強会とは銘打っていますが、「お酒が出ない 居酒屋談義の場」に顔を出してみようか⁉ そんな気軽なノリでご参加ください。

【セミナー概要】

タイトル: 中国古典に学ぶ 争わない生き方
    ――『菜根譚』『呻吟語』『論語』『老子』
日時: 2024年11月8日(金) 20:00~21:30
場所: オンライン(Zoom)
参加費: 無料
講師: 神田久幸/講師(人を育む)
申込み: 下記申込みフォームから  
    ZOOMリンクは期日前にお送りします

【主な内容――取り上げる中国古典】

『菜根譚(さいこんたん)』
一歩譲ることの大切さ。
人に対して寛大であれ。
著者の人生体験を綴った言葉から学びます。

『呻吟語(しんぎんご)』
「戦わない姿勢」を相手に知ってもらう。
自分を磨き、相手と競う気持ちを自制すること。
エリート官僚が成功と挫折の述べた言葉から学びます。

この2冊の考え方、人生観の根底にある、儒教の『論語(ろんご)』と道教の『老子(ろうし)』も取り上げます。

『論語(ろんご)』
他人の利益を優先する。
和を重んじる。
自分がされて嫌なことを相手にしない。
これらの実践的な言葉から学びます。

『老子(ろうし)』
争うとしなければトラブルなど起こらない。
人に先んじようとしないことで、かえって人の先に立つ。
これら人知を究めた警句から学びます。

【リベラルアーツ勉強会の目的~神田が考える~】

ここで言う「リベラルアーツ」とは、生きるための力が身につく学びのことです。
諸問題を抱える現実社会のなかで、よりよい人生を送るにはどうするのがいいのか。それを考えるうえで役に立つのが、幅広い教養・先人の歩み・人生の知恵などです。生きるための力を幅広く学び、実践に移していくための「場」が、この勉強会です。

人間力・人格を育み、組織や社会を発展へと導く場。
人生の敗者にならないよう、問題や困難を乗り越える力を養う場。
人々の幸せ・利益にも思いを及ぼし、心豊かに生きていく場。

このようなイメージで、勉強会を活用していただければと思います。
お申込みは下記より、どうぞ。


【第4回までの開催内容】
第4回リベラルアーツ勉強会
中村天風の足跡とその教え

第3回リベラルアーツ勉強会
「論語」と「韓非子」― 水と油の組織観

第2回リベラルアーツ勉強会
ドラッカーの『経営者の条件』

第1回リベラルアーツ勉強会
孫子の兵法

*告知内容はいずれも主宰者の1人、平原孝之さんによるものです



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