LGBTを知らない国民に上から教える自民党
おはようございます。
LGBT理解増進法が施行されてたから、23日で早くも4ヶ月が経ちました。
多様性の言葉が連日テレビや新聞で使われていますが、LGBTに関して言えば違和感があります。
Tのトランスジェンダーは性自認を指しており、毎日でも自分の性別を変更する事がLGBT理解増進法が施行されたことにより可能になりました。
こんな事が曲がり通ったら社会に混乱が生じるのは予想出来ますが、強行的に通した自民党はどうやら楽観的に考えているようです。
自民党は女性を守る議連を立ち上げ、女性のスペースを守る活動をLGBT理解増進法が通った後から行っていますが、ガス抜きに行った行動としか思えません。
そもそも日本人はLGBTに関して偏見を持っていたのか?
LGBT理解増進法と言う名前が付けられている訳ですから、国民に広くLGBTについて理解を求めてもらう為の法案です。
そもそも日本人はLGBT理解増進法が必要なほど性的少数者に対して偏見を持っていたのでしょうか。
私は違うと思っています。TVではマイノリティな性別を持つ人達が昔から活躍されていて、それは今でも続いています。
男色と言う言葉が日本には古くからあり、男性同士の性愛を表しています。
女人禁制の場にいる事が多かった僧侶や公家の間では男性同士の男色、衆道が行われていました。
女人禁制の場に居る事が多かった僧侶や公家は仕方なく衆道をしていた一面もありますが、江戸時代になり武士の男色が衆道と呼ばれるようになり、江戸時代に書かれた書物『葉隠』には、念者と若衆という義兄弟的男色の心得が説かれ、「互いに想う相手は一生にただひとりだけ」「相手を何度も取り替えるなどは言語道断」「そのためには5年は付き合ってみて、よく相手の人間性を見極めるべき」と書かれています。
日本人には同性愛や性的少数者に対して寛容な歴史背景があり、それは現代においても続いているにも関わらず、LGBT理解増進法が必要なんでしょうか。
自民党が党議拘束をかけて強行採決して通したLGBT理解増進法は、何でも知っている政治家が馬鹿な国民共にLGBTについて理解をしてもらうように法案を作ったからこれからは偏見とか持つなよ。みたいに見えて凄く腹が立ちます。
おそらく現代では政治家よりも国民の方が常識があり、日本の危機意識を持っています。自民党の党是である憲法改正を今ではもうやろうとする動きも見せず、正直言って優先順位の低いと言うかやらなくてもいい法案を強引に通す自民党にこれからも国を任していたら急速に
崩壊して行きます。
国民を愚弄し続ける自民党は、野党がダメだから今度の解散総選挙も勝つだろうと思っているかも知れませんが、不満を積もらせた国民が増えていて痛い目を見ると思いますし、私はそう願っています。