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44.フォトアルバムが後押してくれた日々
~デジタルネイティブではないZ世代ならぬX世代なので、スマホの画像でなく、分厚いフォトアルバムの話です。~
小さい時、自分のアルバムを見るのが好きだった。そこに書いてある母のひと言を見るのも楽しかった。記憶にはないけど、写真を見ることで知った過去の自分。
自分が子育てをするようになった時は、
デジカメで、まだ携帯電話の頃。
写真はせっせとプリントアウトして、保育園の写真を購入してアルバムにペタペタ貼って、どんどん用紙を追加して分厚くなるアルバム
☆ ☆ ☆彡
子どもが寝静まった深夜に、コメントの紙をつけたり、写真をトリミングしたり、一人編集する時間が好きだった。今だと、note執筆する時間のような気分かな。
その時間と、出来たアルバムを繰り返し眺める楽しみで、イライラしたり、へこんだりすることのある育児に向かう力にしていたと思う。
それは、私にとって、ドミノを並べる時に使うストッパーのようでもあった。ここまで進んできたんだ、と置く一区切り。
分厚いアルバムは、子どもたちもそれなりに見ていて、学校で写真が必要な時には、そこから勝手に抜いていったり、友だちに昔の自分を見せてネタにもしていたよう。
だけど、この先このアルバムいるのかな…
取り出してめくってみるのも、私が重さに辟易するくらいにもなり…
アルバムそのままをフォトブック・DVD化にしてみた。写真はやや縮小されて、弱ってくる目にはつらいところもあるけど、コンパクトになって、思い立った時いつでも気軽にめくれる。
見る機会は少なくなっているけどね。
そう、私を後押ししてくれるのは、小さくて可愛い時の姿はだんだん務めを終えたようで、今を生きてるところに近い姿の方だから。
だから、最近では、娘がLINEの中で送ってくれた友だちと自撮りした写真を見て、その表情にほっとしている。
周囲の人間関係に安心して楽しく過ごしていそう。高校に入った時の急に困った表情になった日はもう昔のことになるね。
まあ、この先まだ何が起こるかはわからないけど…。ひとまず良かった。
この一枚で、私もまた頑張れる気になれてます。