死ぬまでに読み返したい本10冊①
泥棒猫です。
先程、百田尚樹著「夏の騎士」を読了。静かに感動を噛み締めている。本はいいなぁ。
というわけで、デス・ライティングの第二弾は「もし余命1ヶ月と宣告されたら、今まで読んだ本のうちどれを読み返したいか」で10冊選ぶと仮定して考えてみた。1ヶ月あれば10冊は読めるでしょ。
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
村上春樹の中で1作だけ選べと言われても困ってしまうけど、死を目前としたときこれは読みたい。私が一番好きな箇所はこれ。
“人はそれを絶望と呼ばねばならないのだろうか?私にはわからなかった。絶望なのかもしれない。ツルゲーネフなら幻滅と呼ぶかもしれない。ドストエフスキーなら地獄と呼ぶかもしれない。サマセット・モームなら現実と呼ぶかもしれない。しかし誰がどんな名前で呼ぼうと、それは私自身なのだ。”
もうここが何故か最高に好き。
あと9冊はまた書きます。今日は世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを読み返しちゃおっと。
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