100倍、身につく国語力(251) 作文篇
❤小~高校生と、母親向けのレッスン
(1年間で国語力の悩みが解決できる!)
コボちゃんの200字作文 (19)
(7)穴埋めの練習 (Put a proper
particle in each blank.)
ある日、コボちゃんは「あや
取り」の相手 ( a )、おじい
ちゃん、おばあちゃん、ママ
というように順々に声をかけ
ますが、次々に手がはなせ
ないと断られてしまいます。
その ( b )、コボちゃんが
縁側で、一人で足のあや取り
遊びをしている( c )と、
だれかが「コボちゃんちょっ
と」と声をかけました。
( d )、コボちゃんは
「いま足がはなせない」と断
わって、さっき断られた仕返
しをしました。
(8)漢字の練習
a. 手 ( )
b. 相手 ( )
c. 次々に( )
d. 断る ( )
e. 縁側 ( )
f. 足 ( )
<豆知識>
① 「落ち」について
コボちゃんが、大人の「手が
はなせない」と言ったのに対
し、いま「足がいそがしい」
と返事しました。「手」と
「足」を単に対照的に考えた
のか、「忙しい」という意味
で理解していたかどうかわり
ませんが、ただ、「足がはな
せない」というのは、作者の
優れた着眼点だと感心させら
れます。
② 関連情報
あや取りは手でやっても難し
いのに、足でやるというのは
な かなかできないからです。
これは、あくまでコボちゃん
のユニークな発想で、手と足
を入れ替えたのかも知れま
せん。それにしても、コボ
ちゃんが「あや取り」を、足
でやるという発想が面白い
わけですね。
ちなみに、私が小さかったころ、
「あや取り」は女の子の遊びな
ので、やらせてもらえませんで
した。その他、女の子の遊びは、
「おはじき、お手玉、着せ替え
人形、ままごと、折り紙、縄跳
び、ドッチ・ボール」などがあ
り、男の子の場合は「メンコ、
コマ回し、竹馬乗り、コマ回し、
三角ベース、腕相撲、馬乗り、
相撲(室内では膝相撲となる)、
おしくらマンジュウ」などが
ありました。ただ、「カルタ、
トランプ、かくれんぼう、缶蹴
り、ケンケン飛び」などの遊び
は、男女を問わず一緒にんだ
ものです。
❤それにしても今では、昔の
ように男女の性別で遊びを
分けてしまうと、性差別と
して非難されるでしょうか
ら、ジェンダー・フリーと
いう観点からも、男女で分
けないのが常識に世の中に
なりました。つくづく時代
は変わったものだと感じます。
アナミズ (2024.10.20)