線香花火
花火と手を
交互に眺めた
いつかあの火花が
この手に
届いてしまうかも
しれない
チリチリと
か細い火花を散らす
線香花火たち
震えながら
紐の先で
まぁるく
膨らんでいく
小さな火の玉
あなたと私
どちらが長く
もたせられるか
競った
突然
ポトリ
と
雫のように
小さな火の玉が
落ちる
命の灯火のよう
最後まで
落ちない時は
願いが叶う
なんて
誰が言ったんだろう
こちらの企画に参加しています💓
よろしくお願いいたします😊🙏💞
画像は青さんの作品をお借りしています。
青さん、ありがとうございます🩷
みなさんにとっても、よい1日になりますように🍀
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