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考えてさえいれば、あとは何もしなくてもいい、君は特にそうだ、虐殺ポイント、DNA、不自由民主党、まんぴーのGすぽっと、人類の埋葬、

四月六日

妻が夫へ、「今日は、結婚二〇周年目ね。どうやってお祝いしましょうか?」
夫が妻に、「一分間の黙祷」

さとう好明『ロシアのジョーク集:アネクドートの世界』(東洋書店)

午後十二時七分。バルザック・ドリンク(バルド)、オーザック。そこそこ気分がいい。大好きな森下翔太がこのごろ目覚ましい活躍をしているからかも。俺の抱かれたい男ランキングではいまも彼は上位にある。きょうは図書館に行くぞ。一週間前のいまごろはダム決壊で生きた心地が皆無だった。当時の身になってみればいまは無敵マリオ。
きのうは午後からアニオタのコハ氏と午後三時から三時間ほど閑談。いい年した大人が時事や歴史に全然無関心なのは話にならない、とかそんな話をする。三十を超えたあたりから私は「まともな大人」という言葉を多用するようになった。まわりがガキばかりでもせめて自分だけは「まともな大人」でいたい、と思うことが多くなってきた。このまま年を重ねると俺はいまよりももっと嫌な人間になるだろう。死に損ないのボヤキ老人などにはなりとうない。
深夜、阪神ヤクルト戦のハイライトと「秋山歌謡祭2024」を視聴したのち、江戸時代の川柳風狂句集『誹風柳多留』(鈴木倉之助・校注)を読んでいたら、面白いのがいくつかあった。

夏大工はだかでたびをはいて居る

この滑稽味が好きだ。見様によっては色っぽくもある。足袋をはくのは仕事場で釘などを踏まないためだろうと解説にはある。

すつぽんの首を関守見て通し

解説なしでは分からなかった。これは親や主人の許可なしで伊勢参りをするいわゆる「抜け参り」の句。「すつぽんの首」はちんこのことね。「入り鉄砲に出女」などと言うように、関所の検分は厳しく、基本的には手形が無ければ通行できなかったが、抜け参りをする少年の場合、あそこを見せて男性であることを証明できれば、手形無しでも通行できたという。

入りもせぬ物の直をきく雨やどり

直は値のこと。にわか雨にあってある店の軒先に駆け込んだが手持無沙汰のため欲しくもない品物の値段をきいている。なんかいいね。三省堂から出ている『誹風柳多留全集』(全十二巻)を入手し端から端まで読んでみたい。

いまライフハック系の本を書きたいんだ。とくに一か月の食費を1500円以下に抑える方法を書きたい。仕立てのいいスーツを着てデパ地下の試食めぐりをしよう、とか、飯をおごってくれる友人をたくさん作ろう、とかそんな古典的なことをいまさら書くつもりはない。スズメやカラスの捕獲方法や食える雑草を紹介したいわけでもない。俺が追究したいのは合法的でもっと誰にでも出来る「食費節約術」だ。

【備忘】24000円+550円。昼飯くうか。くうか昼飯。さっきから「おれは怪物くんだ」の歌が頭を離れない。筒美先生はやっぱ天才。

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