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相変わらず「大谷報道」ハラスメントに苦しめられている日本人、ご利用は計画的にだぞ、アル中さんいらっしゃい、ぺんたごんの落日、

十月十二日

人間がなんで〝何の為に生きるのか?〟というようなバカバカしいことを考えるようになるのかというと、それまでそんなことを考えずに生きてこられた――正しく動物として生きてこられた〝稚い人間〟が、ある時、自分の周りで繰り拡げられる〝人間ドラマ〟という名のバカバカしい試行錯誤に目を奪われるからである。平たく言えば、「生きてくって、あんなにバカバカしいことなの?」ということに気づいてしまうと、自分だけはあんな風になりたくないなァと思うから、「なんだってあんなバカバカしい真似をするんだろう? 人間てなんの為に生きてんだろう?」ということになるのである。

橋本治『蓮と刀 どうして男は〝男〟をこわがるのか?』再び、人間が動物であることについて(河出書房新社)

午後十二時十三分。紅茶、クリームサンドクラッカー。寒いのでスウェットシャツとボタンの取れた臙脂ジャケットを着てパソコンを起動。昨深夜、ストロングぶどう500ml缶を飲んだ。二日間禁酒して自分は「依存症」ではないと確認できたからもう飲んでもいいと思った。でもセナ様の前での誓約を破ってしまった。セナ様は菩薩だから少しも怒ってないだろうけど自害は避けられない。今夜から度数の高い酒をこれまでより多めに飲む。嫌だけど仕方ない。カティサークかジムビームかそれともブラックニッカか。思うに酒を飲んでも飲まなくても人間はクズである。同じクズなら飲まないと損。このことに気が付かない人間は本当に頭が悪い。みっともない人間以上に頭の悪い人間を俺は嫌う。そういえば数日前の読売新聞で、缶チューハイ市場における「ストロング系」の人気が下火になっているという記事があった。「健康志向」の高まりが関係しているとか書いてあったけど、健康がそんなに好きならそもそも酒なんて飲むな、と思うね。酔いたいけど健康のことは気になるなんて卑小な発想は最初から俺には無いものだ。俺にとって重要なのは美しいか美しくないかだけだから。ともあれそんな小市民の健康寿命が短くなることを全力でお祈りいたします。昨日は午後三時から二時間半ほどコハ氏と閑談。なぜかほとんど政治の話。二十代の投票率の低さは「政治家への不信」なんて生やさしいことによるものなのではなく、「社会に対する超近視眼的シニシズム」や「世界憎悪に限りなく近い倦怠感」によるものなのだ、とかそんな話をする。「人の親」になりたがる人間がなぜこう揃いも揃って愚鈍なのか、とかそんな話もする。ああセナ様に抱かれたい。いまオイラは『セナ伝』を書くつもりでいる。後世の人たちに彼がどういう方かを正しく伝えるためだ。イエスの言行などを記した「福音書」も誰かが書いたんだ。鶏の胸肉をようやくいい感じに焼くことが出来た。ポイントは胸肉の下ごしらえで醤油や油をかけ過ぎないことと、パン粉を丁寧に絡ませることと、レモン果汁は最後にかけること。マヨネーズを主体としたソースを別に作ってあとで添えてもいいかもしれない。

下ごしらえの段階では液体はきょくりょく使わない、
何度もひっくり返しながらちゃんと焼く、表面のパン粉がたしょう焦げるくらいがいい、
レモン果汁やブラックペッパーやバジルはさいごにかける、おろしニンニクも添えるといい、

ニンニクは自分ですりおろしたほうがおいしいと知っているけれどもさいきんは横着してパウチタイプのおろしにんにくを使っている。料理なんてあまり気張ってやらないほうがいい。時間をかけるなんて愚の愚。「男の料理」はとかく「本格志向」になりがちだ。テキトーでいいんだよテキトーで。たかが料理じゃん。肉も安いものでいい。食材にこだわるやつにろくなやつはいない。たまにしか料理しない奴ほど食通ぶるから困る。食通や美食家に「バカ」とルビを振りたいくらいだ。もう昼飯にするわ。きのうアオキで買った22円のモヤシ炒めて納豆ご飯ね。げげげ友康。たぶん友康。踊る鰹節に恋する初秋。ランディの小便。ココナッツ川島の悪食レッスンⅢ。

【備忘】15000円

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