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【クリスマスケーキ】赤い実とスパイスのダックワーズ

こんにちは!

もう気分はお正月ですが、せっかく作ったクリスマスケーキのことを書き残しておきたいと思います。

🎄

今年のクリスマスケーキは何にするか

今年のクリスマスケーキは赤い実とスパイスのダックワーズにしました。
ダックワーズといえば小判型でクリームがはさんであるものが一般的ですが、こちらのケーキはオープンサンド(?)型。

普通のケーキを作るのは面白くないなと思って、今年は一風変わったケーキが作りたい気分だったので、菓子四季録(お菓子研究家の福田淳子先生と、イラストレーターの澤田清佳さんによるnoteのマガジン)でこのお菓子が紹介されているのを見て歓喜しました。

ダックワーズの「ふわっ」「サクッ」とした食感がもともと大好きなのですが、それを大きめに焼いていっぱい食べられるというところにまずときめき。そして苺をはじめとしたフルーツをたくさんのせたケーキはあまりにもビジュアルがかわいくて、心を射抜かれました。

しかもベリーのソースとスパイス入りのバタークリームを合わせるとどんな味になるんだろう…? と興味津々。味の想像ができない組み合わせのお菓子を作るのが本当に大好き🫶

作り方

それではものすごくざっくりした作り方を載せていきます🥣(思った以上にざっくりです)

①メレンゲを焼く
アーモンドパウダーたっぷり!

うずまきとトゲトゲ

②ベリーソースの上にスパイス入りバタークリームを絞る

絞り袋と口金は生クリームにタダでついてきたやつ

③苺などを山盛りのせる

苺は1個1個がめちゃくちゃ大きかったので
適当なサイズにカット

④完成✨

急に画質の向上

詳しいレシピはこちらの菓子四季録の記事をご覧ください🍓↓

福田淳子先生の記事はこちら▼
(クリスマスのテーブルもすべておいしそうすぎるし、インテリアも素敵で写真を見るだけで幸せ…🥹)

澤田清佳さんの記事はこちら▼
(かわいいイラストと写真だけでなく、お菓子の魅力をわかりやすく鮮やかに描かれるのがすごい)

今回のお菓子作りで面白かったこと

バタークリーム作り

そもそもバタークリームが何でできているかということさえ知らなかったのですが、バターと砂糖だけじゃなくてメレンゲも合わせるものなんですね🤔

メレンゲがなかなか泡立ちづらく、しかもバターと合わせたときにちょっと分離っぽくなって焦りましたが、混ぜたら滑らかクリームになりました✌️

スパイスは家にあったシナモンと、カルダモンとジンジャーパウダーを適当にブレンドしました。あんまり慣れない味にすると夫ウケが悪そうなので、シナモン9:その他1 くらいの割合で混ぜました。メレンゲにもバタークリームにもこのスパイスを入れるので、すごくいい香り〜😋

カレンダー作りなどで生クリームの消費量がすごくて、クリスマスは生クリームを使わないケーキがいいなと思ってたのでありがたかったです(カロリー的にはバタークリームも十分高そうですが🐽)。

ザクロという果物

レシピにはザクロをぜひのせるべきと書いてあったので、このたび初めてザクロという果物と対面することに相成りました。

ザクロといえば、小学生の頃読んだ里中満智子のギリシャ神話の漫画で、冥界の食べ物として描かれていたのが印象的です。たしかに実を割ったところの絵面はちょっとグロくて恐ろしく、冥界という場所にふさわしい食べ物だなと思った気がします。

関係ないけれど私の家には歴史系の漫画(日本の歴史、世界の歴史、あさきゆめみし(源氏物語の漫画)、日出処ひいづるところ天子てんし更級さらしな日記etc…)がすごくたくさんあり、ギリシャ神話の漫画もその一環と思われます。

父に連れていってもらうのももっぱら博物館や美術館だったため、それも影響してかなんのためらいもなく大学は文学部の史学科を選びました。今も昔も実学にほぼ興味がなく、世の中のなんの役にも立たなそうなことが好きです😂
友達にも「浮世離れしてるよね」と言われますが本当にその通りで、法律や経済や語学などの実用的な学問を選ぶ人への尊敬が止まりません。

当然同じ環境で育った兄弟たちもそんなわけで歴史や古典が好きな人が多く、夫には「ゆうかちゃんの兄弟っていつも源氏物語の話してるよね」と言われます。笑

話がそれましたが、ザクロは紫玉ねぎみたいな外見でした(紫玉ねぎもあんまり買ったことないので想像ですが)。

割る前

皮に切り込みを入れて手で割り、可食部を手で外して食べるようです。
つぶつぶ一つひとつの中に種が入っていますが、そのまま食べることができます。

私が買ったのは透明な粒も多く、なかなか全部がルビーの輝き!とはいきませんでしたが、やはり透き通るような赤い粒には心踊りました。

ところどころ見える赤い実がザクロ。
それにしても上から見てもかわいいケーキ

夫もザクロなんて絶対食べたことないだろうと思いながら出し、「これは何でしょう?」と言うつもりまんまんで目の前に置いたら「ザクロじゃん。懐かしい」というのでびっくり。なんでも通っていた小学校の前にザクロの木があったそうで、花の蜜を吸うみたいなノリでザクロをよく食べていたんだとか😳

今回2軒のお店でザクロを発見し、どちらも外国産なうえにそこそこのお値段がしたので、そんなに身近にザクロを食べられる環境があるということに驚きました。

仕上げとお味

ラズベリーやレッドカラントもできればのせたかったのですが、入手できなかったので果物は苺とザクロの2種類だけにしました。ローズマリーもなぜかクリスマス前になるといつも売り切れているので、飾りはミントで。

カットしたところは撮っていないのですが、幾層にも重なった複雑なおいしさが最高でした。ダックワーズとバタークリームのコクと、ベリーソースとフレッシュなフルーツのさわやかさがちょうどよく、ペロリと食べました😋💓

外側のトゲトゲのおかげで、
ベリーのソースがせき止められている

それにしても苺とザクロ高かったなあ〜😂
苺がもう少し安くなったころにまたかわいいスイーツを作りたいと思います。

ではまた!

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