【ネタバレあり】劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK 感想
です。
※この記事は「劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK」のネタバレを含みます。見るのは自己責任でお願いします。
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はい、それでは。
本題
最終巻の34巻が・・・・・2021年6月9日!?!?!?!?!??
そんな経ってんだ………….。
まぁ、それ程の時間が経ち映画作品となった神神神神神作品。
実を言うと見るかどうか悩んでたのですが、XTwitter のFFさんとの絡みから唆られたんですよね。
見てきた感想を書いていきます。
なるべく時系列通りに書きたいけど間違ってたらすみません。
第一章 地鳴らし
一番最初のミカサの「いってらっしゃい」がすごい劇場の環境の影響で響いてるのが印象的。初手から「印象的」っていう感想ワード使っちゃった。
地鳴らしがBGM、環境音、作画、アングルなどの映画の全てを使って絶望感というか「やべぇ………」っていうのが表現されてる。
漫画からヤベェなとはなってたけど「動く」から余計に。
銃で自殺してる人の気持ちがわかりみすぎる。
第一章の段階だとミカサは「殺さない、連れ戻す」と言ってたのも作品としてのポイント。
アニとライナーは抱えてるものが大きくてデカすぎるね。
それこそ
デカすぎんだろ・・・
やわ。ダンクマールもびっくり。
ピークは良いやつやね。進撃の巨人の好きなキャラTOP5には入る。
立場としては一番居づらい(気まずい)のに・・・ね。
そしてなんといってもハンジさん。
平常運転でのピーク(車力の巨人)へのアプローチ。
その後の
ハンジ「最高にかっこつけたい気分なんだよ」
リヴァイ「心臓を捧げよ」
ハンジ「君が言ってんの初めて見たよ」
(その後)
リヴァイ「じゃあな、ハンジ、見ててくれ」
がねーーーーー。あとでも言うけど兵長のシーンが心にくるーーー。
第二章 罪人
メモには
「リヴァイがジークに拘ってる「力を貸してくれ」」としか書いてない、、、、
単行本で補います。
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「同じ」
がキーワード。
結局は己が己のために動く。
「兵士として」「邪魔なものを駆逐するため」
その為に意が合わないのを切り捨てる。
進撃の巨人は「人」への解像度が高いなと思います。
最後の最後の話になりますが、結局争いが無くなることはなかった。
「人がいる限り争いは起こる、起こり続ける」
というのを最大限に表現してるなと思います。
人はそういう生き物なんだよ。と伝えたい気持ちがあるのかなと感じました。
第三章 天と地の戦い
主なバトルシーンとなる三章。
凄いね、ほんとに。
最初に22話の リヴァイ兵長 vs 女型の巨人(アニ) を見た時の感動は、僕のアニメの感覚を(良い意味で)狂わした。立体機動装置での動きを活かした映像はほんとに良い。
僕の中学の卒業アルバム用のアンケート↓
それくらい好き。
今だとアニポケ、かなりリコロイ編好きだから単独独走1位は難しそう。。。
第四章 長い夢
ここでの物語のポイントは「ユミル」よねー。
始祖ユミルの考え、
「神に近い力を持っていながらフリッツ王に従い続けた理由」
結果的にジークには理解できなくて、エレンは理解できた。
だから、始祖ユミルもエレンについた。
のはみんな分かってると思うけど、エレンなんで分かったんだろうね。
ミカサを通じてかな?ぐらいしか無いけど。
あと、ジークの
「オーイ!!ここだー!!」
「俺に会いたかっただろ!?リヴァイ!?俺は会いたくなかったけどな!!」
「・・・いい天気じゃないか・・・もっと早くそう思ってたら・・・まぁ・・・いっぱい殺しといて そんなの虫が良すぎるよな・・・」
「「「「 ザッ 」」」」
兵長はエルヴィンからの唯一最後の命令を実行出来なかったのをずっと悔やんでたからこそ、ずっとジークを目標にして切ったのも・・・よかった。
最終章 あの丘の木に向かって
ほんとに最終的に残ったのが
「ミカサ・リヴァイ」
のアッカーマンと
「アルミン・ライナー・アニ・ピーク・ファルコ」
の計7人。
・・・・・ライナー、精神状態エグいやろうな。
序盤でさえ壊れてたのに、、、、、諫山創先生がライナーのこと好きすぎるが故に最後まで地獄を見て活躍する羽目に。。。。。「お気に入り」どころの話じゃないでしょ。
あと言いたいのは最後のミカサの
「ごめん できない」
からの
「いってらっしゃい エレン」
。
首持ってアルミンのところに行ったシーン、
その後のリヴァイ兵長の
「・・・よぉお前ら 見ていてくれたか?これが結末らしい お前らが捧げた・・・心臓の・・・」
の後の泣いてたシーン。漫画より涙流れてて泣いた。リヴァイ兵長みたいな感じの頬をつたう涙。
だって、あの人周りの人間全員死んでるからね?
1期で自分の班の直属の部下殺されて、ウォールマリア奪還作戦で同期以上の人間の99%を失って、唯一居たハンジさんも数時間ぐらい前?に死んだからね。
一人残されて、それでも仲間の死を無駄にしないように進み続けて・・・戦闘面最強すぎることは散々言われてるけど・・・・・精神面も最強だよあの人は。
強すぎて結局最後まで残ったからね。
その後はあんま言うことないかな。
「結局争いは無くならない」
というのも途中で言ったし、、、、
最後の
「エレン・・・マフラーを巻いてくれて ありがとう・・・」
はもちのろんで泣きました。
昔は映画見て泣くのは暗殺教室以外無いと思ってたけど、最近はなにかと隙あらば泣くね。フリーレンでも泣いたし、ワンピースも勿論泣いたし。
ホールケーキアイランド編の泣かせに来てる具合はエグい。尾田っちも書きながら泣いてたよ、きっと。
余談
映画始まる前に
「エンドクレジット後まで見てください」
的なことが出るので是非居残りしてください。
たまにEDの時に帰る人居ますが、ちょっと残って!ちょっとだけ!!
終わり
漫画史に残る偉大すぎる作品が本当の意味で終わってしまいました。
正直「苦手」という人はいると思います。グロいので。
ただ、食わず、いや、読まず嫌いしてる(僕の父親のような)人は一回一通り見てください。漫画好きな人は絶っっっっっ対後悔しません。
現に僕の父親も全部見て「ほんとに良い作品」だと言いました。
だからどうした。と言われたらその通りではありますが、今「進撃の巨人」という作品をリアルタイムで見れる恩恵をフル活用してください!!
では、見ていただき