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トイレはさっき行ったばかり
怒られてるおばあちゃんがいます。『もう、さっき行ったばかりじゃない!』
いわゆる頻尿です。男の人ならよくあります。前立腺という膀胱の出口にある臓器が大きくなって尿の出口を圧迫するからです。少しずつしか出ないので、残尿感もあって、『トイレ、トイレ』になります。
女性は膀胱炎の場合があります。尿道口と肛門が近くて汚れやすいからです。細菌感染した膀胱が刺激されるんですね。
そして加齢と認知症です。認知症だと排尿の中枢や神経が弱ったり、認知障害でトイレの場所、服の脱ぎ着がわからなくなったり、介助が必要なのでご本人も焦ります。
介護されているご家族は、『何度も、何度も!こっちがおかしくなる』と疲弊して苛立ちます。
膀胱は自律神経でコントロールされているので、交感神経や副交感神経を調整するエブランチル、バップフォーなどの10数種類のお薬があります。
服薬することである程度尿を貯めてから出すことで回数が減ります。
また、決まった時間にトイレ誘導することも効果があります。本人も介護者も習慣化することで楽になるんですね。
もし、お困りの方がいたら、医師に相談したりトイレ習慣化してみてくださいね!😊