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洋画『女神の見えざる手』レビュー
彼女の生き様に、心が震える。
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あらすじ
これは女性フィクサーの人生を描いた、かっこいい作品。
感想
この作品の一番の感動シーンは、やっぱり最後の最後。
主人公が昔の部下を振り返るシーンでしょうか。
「これが私だ。私の勝ち方だ」
と、私には聞こえたシーン。
部下はそれを良しとせず(みたいに私には見えた)、背中を向けるのも、この作品の良いところかなって。
作品の筋は読みやすく、分かりやすい。
ストーリーを追うなら、つまらないという感想もあるのでしょう。
弟は、「先が読める、つまらない」的なことを言っていたし。
でも私がこの作品で一番感動したのは、彼女の在り方です。
ストーリー中に覗く、葛藤や寂しさ、苦しさ。
そこにこそ、グッときたんです。
だからこそ、それでも最後には胸を張り、ディス イズ ミーと言っている(ように見えた)シーンでは気持ちが震え、沸き立つのです。
正直、憧れる生き方です。
あと、この作品で私が重要だ!と思ったシーンは、
「経験がなければ、意見を主張することも許されないのか」
的な台詞です。最初の方だったかな?
前の会社の上司と言い合うシーンだった、はず。
フロア活動がどんなもので、良いものなのか悪いものなのかも、私は分かりませんが、
『スキャンダル~託された秘密~』は見てました。
『グレイテスト・ショーマン』も見ましたよ。
それよりかは静かで力強いディス イズ ミーです。私があのシーンで思い描いたのは。
天才の孤独を描いた物語、的なお話だ。
というのが、私がこの作品に抱いた感想です。
皆さんは、どうでしょうか?
ちなみにこちらの作品は、吹替えでしか見てません。
吹替えで満足しちゃったので、吹替えで何度もみました。DVDで。
なのにシーンや台詞を正しく覚えていないのは、私の至らないところですね魂が抜ける
それでも、お気に入りの作品には変わりないのです。
ちなみに原題は『ミス・スローン』です。
まとめ
ほんとーに、かっこいい!
がゆえの、孤独なのか!?
と、思いもする。
だれかを守るため。勝つため。信念を貫き通すため。
最初から自分を犠牲にするつもりだったのが、もう……!!
だからって、誰かを自分と同じように扱って良いわけではないけどね😅
すれ違ってしまった彼女とは、きっとまたどこかで再開するんだろうな…。
将来、彼女を打ち負かすなら彼女だろうかと、今、なんとなく思いました。