アニメ映画『 怪盗グルーシリーズ 』 レビュー
ナカマーーーー!
私が始めてみたのは、スピンオフに当たるミニオンズでした。
なので、私の中では“月泥棒”からすでにミニオンが主役でして笑
タイトルから鑑みるに、“月泥棒”からミニオンは人気になったんでしょうか。
初めて見たとき、私にとってグルーさんは脇役だったんですが…
今やすっかり、怪盗グルーの虜ですよ、はい。
(でもやっぱり1番はボム❣️)
月泥棒
グルーさん、月を盗む。
悪事と子供たちの間で揺れるグルーさん。
悪党の集大成。幼い頃からの夢。未練の終結。
宇宙のシーンが、なんだかお気に入りです。
親子の物語
笑いも織り込んで綴られるストーリー。
鶴瓶さんのグルーがとても好きになったのは、随分あとになってからですが笑
いつだって男の子を魅了する悪党と発明。
そして、女の子を魅了する可愛くて変な生き物。
グルーさんの過去(苦い思い出)は振り返るたび、彼の幼さが垣間見え、
子どもたちに翻弄されるグルーさんには、共感という笑いしかない。
利用から本当の親子になんて、どこかありきたりですが、とても楽しく見れました。
ストーリー筋
ピラミッドが盗まれる
月を盗む計画
銀行にて、ピラミッドの犯人と小さくなる銃を入手するミッションが課せられる
銃を手に入れるも、横取りされる
銃を奪い返すために子供を引き取る
銃を奪い返す
遊園地で子供たちと距離を縮める
子供たちの邪魔にあい、銀行の融資を正式に断られる
子供たちや仲間の融資で一念発起
徐々に子供たちとの距離を縮めていき、悪事が疎かに
子供を送り返される
月を盗む
も、子供たちと引き換えに月を渡す
月が元通りの大きさに
子供たちを正式に引き取る
ミニオン危機一髪
グルーさん、もう1つのトラウマ。
恋愛❣️
そして、
「私の家族に手出しはさせん!」
博士のかっこいいシーン。これで最後かな…?笑
親子の次は恋愛ストーリー
グルーさんは恋愛にもトラウマが。
織り込まれる過去シーンは、もうイジメ笑
家族の形に必要な母親の誕生話。欠けていたピース。
ちゃんと恋愛結婚だし、ちゃんとデートも重ねてたし。
グルーさんは律儀な良い人でした✨
最後、YMCAでしたね。
あの被り物、ユニモンか?!
歌詞になにか関係ある…?
ストーリー筋
研究所が盗まれる
誕生日パーティーでデートの勧め
反悪党同盟へ勧誘も断る
博士の引き抜きと別れ
ミニオンの誘拐①
反悪党同盟へ協力することに(ちょこっとトラウマの話)
ケーキ屋にて犯人らしき人を確認
ミニオンの誘拐②
潜入するも失敗からの逃走
ミニオンの誘拐③
あらたな容疑者に接触と、娘と相方の対面からの、毒物の痕跡を発見
ミニオンたちがいなくなったことに気づく
デートの失敗も励ましを恋に落ちるグルー
同盟が容疑者を逮捕からのクビ、そして別れ
パーティーにて、犯人が判明
勧誘を受けるも断る
博士が解毒剤とゼリーを混ぜる
敵のアジトに潜入するも、身バレ
博士たちの助太刀
相方を救出
結婚式
ミニオン大脱走
グルーさん。
弟にはお金も豪邸も髪もあって嫌な気分言ってたけど。
そんなもの比にならないくらい、あなたには美人な奥さんと可愛い子どもたちが居るじゃない。
と、本気で思った。
最後、ミニオンたち服を着てなかったように思ったんだけど、なにか関係あります…?
メルは今後、博士の立場になりますか…?
今度は継承の話、母子の話
この作品では過去を振り返るグルーさんはいませんでしたね。
もう、過去から卒業しはってまぁ。
その代わりのように出てきた、まだ幼心(=親の言葉に傷ついた)を残した弟さん。
このあとミニオンズ見返して、ミニオンは悪党の親玉を探していたことを思い出しました。
そりゃ、グルーさんの元から飛び出すわ笑
【 悪党になりたい=子供心 】
が、顕著に表されていたかなと思いました。
今回のグルーさんの悪事は、結局のところ、復職のため(=正義側に戻る)でしたしね。
ストーリー筋
悪党の説明
悪党を取り逃す
クビになる
ミニオンと決別
死守したダイヤモンドを盗まれる
双子の兄弟がいると判明、会いに行く
父が悪党だったと知り、弟が弟子入り志願
母子の観光。チーズ祭りにて、本物のユニコーンがいるという話を聞く
ミニオンの逃避行からの逮捕
弟にそそのかされて?盗みの計画を
ミニオン、刑務所から脱獄を決意
悪党の計画
作戦会議
母と子の話
侵入とグルーさんの本音
ミニオンの脱獄
ダイヤ奪還
ダイヤと子どもたちを悪党に奪われる
仲直りとミニオン遭遇
最終決戦
帰宅
弟とミニオンの脱走
創作活動のヒント
子供向けの作品ほど、お手本になるものはないと。
子供に分かってもらうように書くこと(説明なしに違和感なく作品を楽しんでもらうことの難しさ、だったかな???)って、思ってる以上に難しいんだぞと。
昔どこかで聞いたような。
プリキュア然り、おジャ魔女然り。
幼児向けの侮れなさを、怪盗グルー作品でも実感しました。
ミニオンズはそれにもまして、言語の壁を超越してるから、すごいよね。
ただ、言語分からないから、流し見できないのよね。
グルーさんが持ってるあの辞書、欲しいわ。
どんな字で書かれてるんだろうか…?
て、ことを踏まえて。
ミニオン大脱走と銘打って、ミニオンのシーンを無理やり押し込んだ感がちょっとあったかなという印象です😅
でも、ラストにはちゃんと繋がってたかな。
て、最初思ったけど、あれは邦題か。見事なメーニングで。 原題は『Despicable Me(卑劣な私)』 もうグルーさんは当てはまらないよね? 相変わらず卑屈だけど。
そして見直すと、ラストに繋がるちゃんと大事な大脱走やったんやって。 ミニオンの目的や意思ゆえの行動で、あとはバラエティ班として役目もちゃんと果たして笑
意味なさそうな楽しいだけのシーンも、ちゃんと作品には必要なワンシーンなんやなって。
思いました。
さいごに
3作を通して、悪党(=子供心)を卒業して、ちゃんとした大人になったグルーさん。
物語の根底にあった悪党という要素や、大人なのに子供という要素は、ミニオンたちと一緒に、見事に弟に受け継がれましたね。
よくよく考えてみれば、全編通して親子の話だったのかな、と。
子供から大人になったきっかけも、また子供たちで。子供たちと出会うことで、グルーさんは大の大人になりましたね。
それは、月泥棒でのラストシーン、母の言葉に集約されていたのかも?
ミニオンを連れて出ていったドルーも、父の言葉に今でも…?
次はあるのかなー?
だとしたら、生瀬さん続投だね!!?
ミニオンの声、好きなんだなー。
と、ユニバの出し物で聞こえるミニオンの声に思う今日この頃でした。
ところで、グルーさんはおいくつ?
P.S
振り返りながら、キツネの怪盗が過ったのは、ココだけの話🤫
山ちゃんのせいかもしれない笑
読んだことないんだけどね。
今度読んでみる?