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武田薬品工業(4502)からの配当金について
2024年12月2日に、私が保有している武田薬品工業(4502)から配当金が振り込まれました。今回はその内容を振り返り、同社の配当方針や今後の投資方針についてまとめました。
1. 配当金の内容
武田薬品工業は、累進配当を宣言しており、長期にわたる安定した配当実績を誇る医薬品業界のリーディングカンパニーです。今回の配当金の内容は以下の通りです。
✅1株あたりの配当金: 98円(半期分)
✅所持株数: 200株
✅税引前の配当金合計: 19,600円
✅税引後の受取金額: 15,619円
✅通期配当予定: 196円
累計配当額は110,129円となり、長期保有の成果を実感する結果となりました。
2. 武田薬品の配当方針と財務状況
武田薬品は以下の配当方針を掲げており、株主還元に注力しています
✅累進配当を基本方針としており、2024年度の配当予定額は196円。
✅自己株式の取得については、市場環境に応じて適切なタイミングで実施する方針を示しています。
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ただし、財務状況に関しては、ネットキャッシュがマイナスで、流動資産が負債を下回っています。これは大型株である武田薬品にとって特段の懸念事項ではないと考えています。
3. 今後の投資方針
武田薬品の累進配当政策と安定した配当実績は、長期保有する上で大きな魅力です。ただし、現在の配当利回りについて以下の点を考慮しています
✅保有株の配当利回りは5.4%であり、減配がない限りはホールドしていくつもりです。
✅一方で、2024年12月11日時点の配当利回りは4.76%と4%以下ではあるもののすでに200株投資している身としては、リスク分散の観点からこれ以上の買い増しは控えようと考えています。
そのため、株価が大幅に調整する場合には買い増しを検討する余地がありますが、現時点では追加購入は慎重に判断する方針です。また、新製品の上市やパイプラインの進展といった成長要因を引き続き注視していきます。
4. まとめ
今回の配当金で、武田薬品の累進配当政策と株主還元への強い姿勢を改めて実感しました。特に、保有株の配当利回り5.4%という高い水準が、長期保有を続ける安心材料となっています。
一方で、医薬品セクターにおける投資リスクの分散を考えると、今後の追加投資は慎重に検討する必要があると考えています。武田薬品以外の医薬品銘柄(アステラス、小野薬品、エーザイなど)にも注目しつつ、同社の成長戦略や配当方針を引き続き注視していきます。
武田薬品は、私のポートフォリオの中核銘柄として、今後も長期的に安定した収益をもたらしてくれることを期待しています。