自分自身を愛で満たして楽しませよう 蟹座の満月
クリスマスを過ぎて、今年もあと数日ですね。
2023年は、どんな一年でしたか?
あっという間に年末になっていた…なんていう人も多いのでは?
冬至から山羊座シーズンに切り替わりましたね。
社会全体を捉え、しっかりと実績を積んで目に見える成果を出す安定感バツグンの山羊座エネルギーが降り注ぐ季節…この変化を敏感に察知している方々も多いと思います。
そんなムードの中で迎える満月は、みずみずしい豊かな感情と溢れる愛を携えた蟹座の満月です。
月の満ち欠けは生命の呼吸のように『吸って吐いて』で1サイクル。
新月で蒔いた種が大きく育ち、満月で実りを収穫するという完了のタイミングです。
満月のアファメーションは8時間以内が最も有効で48時間以内ならOK。
ここで感謝と祈りを捧げましょう。
今年最後の満月は2023年12月27日 9:33頃に5ハウス蟹座の部屋で迎えます。
月が滞在する5ハウスは自己表現・趣味・個人的な楽しみや喜びの部屋。
月は木星と土星と調和的な角度をとっています。
蟹座の守護星は月。
今回は蟹座というホームグランドに滞在した満月は、よりパワフルで生き生きしたエネルギーを私たちに降り注いでくれそうですよ。
私たちが身近に感じる夜空の月は満ち欠けしながら約一ヶ月で地球を一周します。
その引力によっても、私たちの心と体に大きく影響を与える天体ですね。
月が支配星(守護星・ルーラー)の蟹座は活動宮の水のエレメントで【感情】を司ります。蟹座が12星座で一番、感情豊かだと言われる所以です。
蟹座は『海に向かって淀みなく流れ続ける河川の水』というイメージでしょうか。
普段は少し内向的で共感力のある優しい雰囲気を纏っている…その固い甲羅の中には様々な感情が内包されているので、決壊して溢れ出ないようにそれを大切に守り育んでいる。
自分が身内だと感じる人に対しては身を挺して守り抜くような力強い愛があるのと同時に、大切なモノを守るために敵とみなした相手とは一騎打ちで戦うような激しさも併せ持つのが蟹座です。
月は潜在意識やプライベートを表し、蟹座は家庭や属する場所・国家を表します。
今回の満月は自分自身を『愛して楽しませる』ことがポイント。それを体と心全てで受けとめて感じ切ってください。
身近な誰かのために…大切な何かのために『与えたい、差し出したい』気持ちが高まるかもしれません。
そんな時こそ、自分の中にある感情を存分に味わい、先ずは自分をたっぷりの愛で満たしていくことが、巡り巡って相手を…他者を…多くの仲間を愛し大切にすること、そして幸せにすることにつながると思います。
蟹座と山羊座は180°のオポジションという角度を取る対の関係。
互いに目線を逸らさず、ずっと気になっていて見つめ合っている緊張の角度と言われます。
だからこそ、互いの足りないモノを補完してグレードアップしていける関係性なのでしょう。
蟹座の身近な人や所属する場に対する『大切に守りたい』という慈しみの心は、いずれ社会や世界全体への大きな愛につながります。
山羊座の視座が高く全体を把握しながら『きちんと成し遂げたい』という責任感は社会と世界を構成する一人一人の人生をより豊かにするエネルギーとなります。
この緊張感のある相互の力をよりクリエイティブに使っていきたいですね。
月の周期は約1ヶ月なので、そんなに早い成果や達成を感じられないという人も多いですよね?
そんな時は2023年7月18日の蟹座新月に『何を意図したのか?何を願っていたのか?』というこの半年の軌跡を振り返ってみてください。
内面の安定や心の安らぎとプライベートの充実は勿論のこと、それだけにとどまらず…公私ともに充実してきたこと、社会的な発展と安定を感じられる満月になりそうです。
2023年を締めくくる満月の夜は、まず頑張ってきた自分をしっかりと労うこと。
そして満月の実りと達成に心から感謝すること。
今年の振り返りも兼ねて、夜空の満月を愛でながら『ここまで良くやってきたね〜』と自分を認めて賞賛しちゃいましょう。
12月31日の大晦日は9月から逆行していた発展と拡大の吉星【木星】が順行へ。
年明け1月1日は元旦・甲子の日・一粒万倍日そして天赦日が重なり超開運日。
1月2日には知性とコミュニケーションの星【水星】が順行に戻ります。
滞っていたエネルギーが一気に流れ出し、勢いよく動き出すタイミングになりそう。
来年の干支は辰年。甲辰(きのえ・たつ)という力強い龍のパワーも相まって、2024年はスピーディーに立ち昇るようなパワフルなエネルギーに後押しされるでしょう。
年末はあと数日ありますので、さらなる断捨離をして重たい荷物を手放し、身も心も浄化して軽やかな上昇のエネルギーに乗っていきたいですね。
来年も素晴らしい一年にしていきましょう。
2024年もどうぞ宜しくお願いします。