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失う事の怖さ

昨日の夜、久しぶりに旦那が寝る前に泣いていた。

納骨をしたからか、寂しさが溢れてしまったのかもしれない。

分かっていても、思い出してしまう気持ちは抑えられない。

一緒に泣いて、眠りについた。

夜、目が覚めた。

隣に旦那がいなかった。

トイレ?リビング?あれいない?

まさか。血の気が引く。

部屋をもう1回見渡す。

寝ぼけていてちゃんと見えていなかった。

寝相の悪い旦那が、足元で布団に包まって寝ていた。

怖いと思った。

安定剤を減らしても落ち着いていられる様になってきた。

ようやく、色々な事をする心の元気が出てきた。

もう、これ以上悪い事は起きないと思っているのに、根底には「怖さ」があった。

命には終わりが来ることは絶対なのは分かっている。
それでも、今だけは、しばらくは、何も奪わないで欲しいと願った。

気持ちの区切りを付けても、ちょっとした事でザワザワしてしまう。

今日はどんな気持ちが出てくるだろうか。

外は晴れていて、朝から夏物の寝具の洗濯をしたりした。

気持ちの良い朝過ぎて、今日の私には眩し過ぎる。

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