剣道、知っていますか?⑤
【月島光のLet's簡単剣道】
こんにんちは!
総武学園高校剣道部1年の月島光です☆彡
いつも本編を読んで下さっているnoterさん、ありがとうございます🥰
さて、今日は先日☟より出てきた『突き』技についてご紹介していきます。
突き技は名前の通り、とても危険な技です。剣道具を纏っているとは言え、外れると命の危険性もある技。
最初に前提として
『突き技は中学生以下の試合では使用を禁じられています』
これに関しては
「突き技は威力が大きいため、体が成長しきっていない小中学生が使うのは危険」という理由があります。
そして、高校生からは面、小手、胴に加えて『突き』も1本として有効打突になります。
ですが、中学生では禁止されていて使ったことがない『突き』技を高校生になったからと言って、いきなり上手に打ち込むことはなかなかできません。
なので、私の総武学園高校の練習では1年生は慣れるまで、まずは相手の胴を突く(胸を突くイメージ)練習から始めています。漆さんも学生の頃は胴突き練習から始めて、やがて喉を突く練習に切り替わっていったそうです。
先輩に突き技を外してしまった時といったらもう😱
総武学園の先輩方は優しいので「いいよいいよー」と言ってくれるのですが、目が笑ってなくて怖いんです💦
稽古中に目上の人に突き技を使いずらいというのは、こういう事情が実は大半を占めています。
最近では『のどガード』というのもあります。それでも外れるときは外れるんですね😱😱
そして突き技には2種類あって、それが前回でも出てきた諸手突きと片手突きです。
上の画像が諸手突き。下の画像が片手突きです。
突きというとイメージ的に上半身が中心のイメージになりますが、実は大事なのは下半身です。
上っ面だけで突きを放つと確実に技は外れます。構えを真っすぐブレずに攻めていき、左足の踏み込みが特に重要です(この時に画像のイメージまで体制を持っていきます)
そして大事なのが左手の位置です。
画像の通り、相手の喉元と同じ高さで水平に最後は突くイメージになります。この時、左手の位置が相手の喉元より高すぎると、自身の左手首を痛めたり(捻挫など)、低すぎると外れた際に相手の喉元にズボッと入ってしまいます。とにかく危険度が高い技です😣
そして、何度も放つことはできません。体制を見ていただけたように、外れた際はスキだらけになります。一度でも外してしまうと、もう一度!という気持ちになるのには、なかなか勇気が入ります。今度外れた際は打たれるかも?とか心理的にひ弱ってしまうことも多いです。
どうしても試合の局面を変えたいときには一か八かで相手を崩すのもアリらしいです。
私はまだ高校では練習試合程度で、公式戦に出場したこともないのでわからないのですが、昔、漆さんの後輩が格上相手に突きで1本取り、大金星を挙げた例も教えてくれました。
私たち1年生はまだまだ覚えたてで下手ですが、最近は雪代さんが何かコツを掴んだのか、綺麗に突き技を放ちます。
凄いなぁ~とか思いながらも、私も毎日稽古を頑張っています😊
今回は『突き』技について記事を書いてみました🖋
以上、月島光のLet's簡単剣道でした💛