この問いについて、答えが一言でいい表すことができます。
それは、「ライフステージ」という考え方を取り払うことです。
自由でない教育の大きな理由について、この本では下記のように書いてありました。
この仕切りができたのは、1950年代にアメリカの心理学者エリク・H・エリクソン博士の「心理社会的発達理論」です。
アイデンティティという概念をつくり上げ、発達段階モデルとして各段階の課題や危機を明確化したことで、世間に大きく受け入れられました。
そこからライフステージという考え方が定着し、現代でも社会の基盤としてシステム化され続けています。
しかし、人生のすごし方の根本的変化にはシンプルにこれをなくすことが必要です。
つまり,小学校,中学校という「決められたライフステージ」を大人も子ども「学びたい時に学ぶことができる初心者として教育を受ける」という考え方に変えるということです。
社会が見えてきた大人になると,もっと勉強したいなと思うことはよくあります。
そんな時に,ライフステージでの思い込みが弊害になっていることが現代の教育の問題だと思います。
ライフステージに囚われず,学びたい時に学び,働きたい時に働くことが,本当の健全な教育ではないかいうことをこの問いから学ぶことができました。
この記事は「冒険の書」著者:孫泰蔵 の中に出てくる「問い」についてまとめています。
また、「冒険の書」を記事にしようとしたきっかけは下記のnoteにまとめました。
興味があればぜひご覧ください。
#冒険の書 #教育とは #キャリア教育 #STEAM教育