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もしなにも制約がなかったなら、どんなふうに学べたらいいか?

前回のnoteでは、「教育の自由」が勉強を楽しくするキーワードだと説明しました。

ではその自由を得ることができたら、どうすればいいか?
具体的にはこう書いてあります。

ひとつの学校に縛られるのではなく、いろんな学校で好きなように学べたらいいんじゃないか。それも学校単位じゃなくて、あの先生のこのクラス、この内容、という細かい単位で選べたほうがいいんじゃないか。もっと言うなら、学びたいものや人がいちばん集まっている最前線の「現場」や、探究者がいちばん集まっている「本場」で学べたほうがいいに決まってる。

p20

つまり、教える人を担任だけに限定せず、もっとたくさんの大人と関わり、
詳しい人から直接学ぶことで「楽しく学ぶこと」ができるという事です。

この本では、このように学ぶ方法を「つまみ食い」と言っています。

しかし、この「つまみ食い」は一般的には管理側の負担が大きいという理由から良しとされていません。こうした管理体制が整っていない事(大人の事情)が、子どもたちの興味や好奇心を奪ってしまっている様に思えます。

こういった現代の教育システムの中で、個々ができる事といえば、塾などの習い事に通わせる事になってきます。学校の授業にプラスαして時間とお金を投資して、少しのつまみ食いをしているのが現状の最大限だと思います。

ただ、習い事は金銭的、時間的に保護者の負担がとても大きく、みんなが平等に学ぶことができるものではありません。

これからは、「授業」と「習い事」の垣根を越えて、誰が誰に何の制約もなく自由に学ぶ事ができる事がとても重要になるのではないかと、私は感じました。


この記事は「冒険の書」著者:孫泰蔵 の中に出てくる問いについてまとめています。


また、「冒険の書」を記事にしようとしたきっかけは下記のnoteにまとめました。
興味があればぜひご覧ください。

#冒険の書 #教育とは #キャリア教育 #STEAM教育

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