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家庭ルールを守ってくれる子どもっているの?

今日も育児お疲れさまです。
子育てをしていて、お子さんとの家庭ルールを決めた経験はありますか?
そんな子どもの家庭ルールについてまとめました。

家庭ルールの重要性

テレビやゲーム、スマホの使用時間について、「どこまで許していいの?」「ルールを作っても守られない…」と悩む親御さんは多いですよね。しかし、厳しく制限しすぎると逆に子どものストレスが増えたり、こっそり使おうとしたりすることもあります。大切なのは、「親が一方的に決める」のではなく、子どもと一緒にルールを作ることです。

実際、アメリカ小児科学会(AAP, 2019)は、「親が一方的に決めたルールよりも、子どもと話し合って決めたルールの方が守られる傾向がある」と報告しています。

家庭ルールを決める3つのステップ

1. 家族会議を開いて話し合う

まずは、なぜルールを作るのかを話し合い、子どもの意見を聞きながら決めることが大切です。「テレビを見すぎると目が疲れるよね」「ゲームばかりだと宿題が終わらなくなるね」といった理由を伝えることで、子どもも納得しやすくなります。

2. 具体的なルールを決める

「テレビは1日○時間まで」「ゲームは夕食前に○分だけ」など、時間やタイミングを明確に設定すると、守りやすくなります。さらに、「宿題が終わったら30分」「親が帰宅するまでにゲームを終える」といった条件付きのルールも効果的です。

3. 家族全員でルールを守る

ルールを決めたら、親も同じように意識することが大切です。例えば、子どもに「スマホは1時間まで」と言いながら、親がずっとスマホを使っていると、子どもは納得できません。親自身もルールを守ることで、子どももルールを大切にするようになります。

ルールを守らせる工夫

• タイマーを使う

ゲームやテレビの時間を管理するために、キッチンタイマーやスマホのアラームを活用すると、視覚的に時間がわかりやすくなります。

• 「守れたら褒める」習慣をつける

ルールを守れたときは、「約束通り終わらせられて偉いね!」と具体的に褒めると、子どもは「また守ろう!」という気持ちになります。

• 柔軟にルールを見直す

ルールが厳しすぎたり、生活リズムに合わなかったりした場合は、定期的に見直しを行い、家族で調整することも大切です。

まとめ

テレビやゲームのルールは、子どもと一緒に話し合って決めることが大切です。時間を制限するだけでなく、「なぜこのルールが必要なのか」を共有することで、子ども自身が納得し、主体的に守ろうとする姿勢が育ちます。

ルールを押し付けるのではなく、家族全員で守れる仕組みを作っていきましょう。


私は建築家として、子供達のクリエイティビティ(創造力)を育てるため、「建築ワークショップ」を行っています。クリエイティビティは、これからの時代にとても重要なスキルだと考えています。興味があれば、こちらもご覧ください。

#教育 #子ども #子育て #育児 #家庭ルール

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