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「子育て疲れ」と言ってもいいの?
今日も育児お疲れさまです。
子育てをしていて、「子育て疲れ」していませんか?
「子育て疲れ」という言葉もなかなか言いづらい風潮がありますが、子育ては疲弊するものでみんなが抱えていることです。それは、常に心も身体も子どもに意識を向けないと子を守れない事が理由です。
そんな親の子育て疲れを改善する、メンタルヘルスについてまとめました。
メンタルヘルスを軽視しない子育てを
教育に力を注ぐ中で、親も子どもも気づかないうちに心が疲れてしまうことがあります。特に、親が無理をしてしまうと、子どもにもそのストレスが伝わり、親子ともにメンタルヘルスが悪化してしまうことも。親の心の健康が、子どもの幸福感や自己肯定感に直結することが、多くの研究で示されています(APA, 2019)。
親のメンタルヘルスが子どもに与える影響
1. 親のストレスが子どもに伝わる
親がストレスを抱えた状態で接すると、子どもも感情的に不安定になる傾向があります。イギリスの研究(University of Cambridge, 2018)では、親のメンタルヘルスが良好な家庭の子どもは、自己肯定感が20%以上高いという結果が示されています。
2. 子どもへの教育の質が左右される
親が心の余裕を持っていると、子どもの学びを穏やかに見守ることができ、より良い教育環境を提供できます。
親子のメンタルヘルスを守る3つのアプローチ
1. 完璧を求めない
「良い親でいなければ」「子どものためにもっと頑張らなければ」というプレッシャーを手放しましょう。親が自分を許す姿勢を見せることで、子どもも「失敗を恐れない心」を育むことができます。
2. リフレッシュの時間を確保する
親自身がリフレッシュできる時間を持つことは、子どものためにも重要です。例えば、趣味や運動、短時間でも一人の時間を確保することで、心のバランスが整います。米国心理学会の調査(2015年)では、リフレッシュ時間を週に2時間持つ親は、ストレスレベルが30%以上低下するとされています。
3. 親子で心地よい時間を過ごす
一緒に過ごす時間を、教育だけでなく遊びやリラックスの時間に変えてみましょう。「親と一緒に楽しい時間を過ごした」と感じる経験が、子どもの心の安定に繋がります。
教育環境を見直すポイント
• 学びと遊びのバランスを取る
勉強だけに偏らず、遊びや休息を大切にすることで、心が豊かになります。
• 学校や地域と連携する
学校や地域のサポートを活用し、家庭だけで抱え込まない環境を作りましょう。
• 定期的に子どもの気持ちを確認する
子どもが教育環境についてどう感じているかを話し合う時間を設けることも大切です。
まとめ
教育とメンタルヘルスは切り離せない関係にあります。親が無理をせず、自分の心の健康を大切にすることで、子どもも安心して成長できます。
「親が笑顔でいること」が、何よりの教育環境であることを忘れずに、心地よい日々を作っていきましょう。
私は建築家として、子供達のクリエイティビティ(創造力)を育てるため、「建築ワークショップ」を行っています。クリエイティビティは、これからの時代にとても重要なスキルだと考えています。興味があれば、こちらもご覧ください。