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どうすれば学習習慣が身につくの?
今日も育児お疲れさまです。
子育てをしていて、お子さんの勉強や宿題の習慣化について考えたことはありませんか?
そんな子どもの学習習慣についてまとめました。
学習習慣は小さな積み重ねから
子どもの学習習慣に悩む親御さんは多いですよね。勉強を始めるのを嫌がったり、集中力が続かなかったりすると、不安を感じるものです。しかし、学習習慣は一朝一夕で身につくものではありません。無理をさせるのではなく、小さなステップから始めることが重要です。
実際、スタンフォード大学の研究(2014年)では、1日10分から学習時間を設けた子どもたちは、継続的に取り組むことで学習意欲が向上したと報告されています。
学習習慣を身につける3つのポイント
1. 短い時間から始める
いきなり「1時間勉強しよう」と言うのではなく、5分や10分からスタートすると、子どもが負担を感じにくくなります。習慣化の心理学では、短時間でも繰り返すことで行動が定着しやすいことが示されています(Duhigg, 2012)。
2. 楽しい要素を取り入れる
「今日は漢字をゲーム感覚で覚えてみよう」など、子どもが楽しいと思える工夫をしましょう。日本の教育心理学の調査(2019年)によると、学習に楽しさを感じた子どもは、継続的な勉強習慣を身につけやすいことが分かっています。
3. ルーティンを作る
毎日同じ時間に学習することで、自然に習慣化されます。例えば、学校から帰った後に「おやつの後は10分勉強」というルールを作ると、生活リズムに組み込みやすくなります。
親が意識したいこと
1.ポジティブな声かけをする
「今日はここまで頑張れたね」と努力を認めることで、子どもはやる気を感じます。
2.完璧を求めない
多少の失敗や、集中が続かない日があっても大丈夫。少しずつ進めることが大切です。
3.親自身も一緒に学ぶ姿勢を見せる
親が本を読んだり、何かに取り組む姿を見せると、子どもにとって学ぶことが自然な行動になります。
まとめ
学習習慣は、子どものペースに合わせて無理なく始めることが成功の鍵です。毎日の小さな積み重ねが、やがて大きな力になります。
「楽しい」と感じられる学びの時間を、親子で一緒に作っていきましょう。
私は建築家として、子供達のクリエイティビティ(創造力)を育てるため、「建築ワークショップ」を行っています。クリエイティビティは、これからの時代にとても重要なスキルだと考えています。興味があれば、こちらもご覧ください。