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第97回アカデミー賞ノミネート予想第1弾!(助演男優賞とか)

第97回アカデミー賞ノミネート予想第1弾!


 1月23日に迫った第97回アカデミー賞ノミネート発表を前にノミネート予想をしていきます。第1弾は、助演男優賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞です。


助演男優賞

『ホーム・アローン』は遠い昔…。

・ユーラ・ボリソフ『ANORA アノーラ』
・キーラン・カルキン『リアル・ペイン 〜心の旅〜』
・クラレンス・マクリン『シンシン/SING SING』
・エドワード・ノートン『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
・ガイ・ピアース『ブルータリスト』

【ひとこと】現時点で本命のキーラン・カルキンを筆頭に、作品賞部門でも強さを見せそうな作品からユーラ・ボリソフ、エドワード・ノートン、ガイ・ピアースがノミネート圏内へ。

批評家賞で手堅い存在だったクラレンス・マクリンは重要な前哨戦のアメリカ俳優組合賞落選で万事休すと思いきや、英国アカデミー賞候補をゲットした。対象作『シンシン/SING SING』が作品賞候補ギリギリを走る中で粘りを見せられるか。

一方で、マクリンの座を狙うのは『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』からジェレミー・ストロング。"ドナルド・トランプを創った男"こと弁護士ロイ・コーンに扮し、屈折したキャラクターを迫力たっぷりに見せた。アメリカ俳優組合賞及び英国アカデミー賞等、アカデミー賞を予想する上で重要な賞をきっちり押さえている。でも作品がデリケートなだけに敬遠されると予想。それにトランプを演じた主演セバスチャン・スタン抜きで、ストロングのみが候補入りするのはなんだか変な感じがする(セバスチャン・スタンは候補ギリギリ組)。あと、対象作自体に作品賞候補が望める勢いがないのもポイントだ。

作品で演じた役柄を地で行くマクリンのサクセスストーリーが勝ち切るとみる。

リンクは各候補者を簡単に紹介した記事です。


美術賞

『ブルータリスト』が美術をとらなくてどうする

・ブルータリスト
・教皇選挙
・デューン/砂の惑星 PART2
・NOSFERATU
・ウィキッド ふたりの魔女

【ひとこと】他にも有力候補として、60年代フォーク界隈を再現した『名もなき者』やローマのコロシアムを築き上げた『グラディエーターII』が候補の座を狙う。『エミリア・ペレス』がここにも入ったら最多ノミネートも見えてくる。


衣装デザイン賞

eternal sunshine

・名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN
・教皇選挙
・エミリア・ペレス
・NOSFERATU
・ウィキッド ふたりの魔女

【ひとこと】『グラディエーターII』と『MARIA』にもチャンスを。


メイクアップ&ヘアスタイリング賞

ビートルジュース ビートルジュース ビートルジュ…

・ビートルジュース ビートルジュース
・デューン/砂の惑星 PART2
・NOSFERATU
・サブスタンス
・ウィキッド ふたりの魔女

【ひとこと】『ビートルジュース』は一作目でもこの部門を受賞している。36年のときを超えてオスカーでも三度名前を呼ばれるか期待。シリーズといえば、『デューン』も一作目で候補入りしていた。受賞は逃していたものの、ノミネートされる新鮮さは残っているのか。その弱みを突いてセバスチャン・スタンがお贈りする二作品『A DIFFERENT MAN』と『アプレンティス』が流れをかき乱す。

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方
ビートルジュース ビートルジュース
A Different Man
デューン 砂の惑星 PART2
エミリア・ペレス
Maria
Nosferatu
サブスタンス
Waltzing with Brando
ウィキッド ふたりの魔女

アカデミー賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞ファイナリスト作品


待望のノミネート発表は日本時間1月23日の夜。

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