コーヒーの栽培について1
どうもゴンべです。
今まではコーヒーの焙煎~淹れるところまでお話してきました。
ふとコーヒーの生豆がどのように出来ているか疑問に思ったことはあります。
先日、焙煎講座に行った際の講師の金子先生はこう言ってました。
「コーヒーは沼だよ!!!」
知れば知るほど奥が深く知らないことが増えていくと。
まさに、私も沼に入り込みました。
↑金子先生の焙煎講座についてはこちら!!
今回はコーヒーの栽培について話したいと思います。
コーヒーの栽培・・・・
コーヒー豆はコーヒーノキから栽培されます。
コーヒーの生豆はコーヒーチェリー(完熟したコーヒーの実)と呼ばれる実から取れます。
実になる前にとても愛らしい白い小さな花が咲きます。
花が散ると緑の小さな実がなります。その実がだんだんと大きくなり黄色から赤へ色付いていき、完熟すると真紅色へと変化します。
コーヒーチェリーの中に種子(コーヒー豆)が2つ向かい合わせに入っています。下の写真の白色の種子部分がコーヒー豆となります。
余談ですが、コーヒー生豆をお湯につけていると生豆から芽が出てくるそうです。芽が出るまでは簡単らしいですがしっかりと木になるまで育てるのは難しいそうです。
芽が出て、栽培までは約8年かかるそうです。
ちなみに日本の本島ではまだ、育てて収穫した人はいなく、沖縄で収穫できた人はいるそうです。
コーヒーの品種・・・・
アラビカ種とカネフォラ種ロブスタの2種類あります。
アラビカ種
世界中で最も多く栽培され、コーヒー生産量全体の58~63%を占めています。ストレートの飲用に適しています。
カネフォラ種ロブスタ
生産量はコーヒー全体の37~42%で、主にブレンド用に使用されます。
栽培に適した土地とは・・・・
・年間平均雨量が2000mm前後
・平均気温が20℃前後
上記のことから赤道付近が多く熱帯・亜熱帯地域に集中して栽培されています。
その地域を「コーヒーベルト」と呼ばれています。
コーヒーベルト
コーヒーの栽培に適した地域のことです。
赤道を挟んで南北25度までの一帯をさし、コーヒーゾーンとも呼ばれます。
コーヒーの主要な産地は・・・・・
・中南米
グアテマラ、コスタリカ、ジャマイカ、ブラジル、コロンビア、ペルーなど
・アフリカ
タンザニア、ケニア、ルワンダ、エチオピアなど
・アジア
ベトナム、インドネシアなど
日本にもコーヒーベルトに含まれる地域があります!
コーヒーベルトと日本に関してのことは次回、投稿させていただきます。
最後に・・・・
初めはコーヒーを自分で淹れたいから始まったコーヒーの関心が気づけば栽培のことまで学んでいました。まさに「沼」にはまりました!!
自分の好きなことは本当に楽しいです。コーヒーベルトというと日本とは関係ないと思っていたがいざ日本も関係する地域があると知り、少し親近感が湧いてきました。
次回のコーヒーベルトと日本に関することや栽培に必要な条件等を記載していこうと思うので楽しみにしていてください。