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[島根旅(雲南市)オロチ伝説⑤] 左世神社・大森神社


[オロチ伝説④]でスサノオノミコト様がヤマタノオロチさんを倒した、その後のお話です。

『古事記』
スサノオノミコト様は、クシナダヒメ様とお住まいになられる宮を造るのにふさわしい土地を出雲の国で探します。
須賀(雲南市)にたどり着いた時、スサノオノミコト様は「我が御心すがすがし」と感じられて、ここに須賀宮を造られます。
(大東町須賀の須我神社さんです。)
宮を造る時、白い雲が幾重にも立ちのぼる様子を見て詠んだ歌が、


八雲(やくも)立つ 
出雲八重垣(いづもやへがき)妻ごみに
八重垣作る その八重垣を

(盛んに沸き起こる雲が八重の垣をめぐらしてくれる。新妻を守るために八重垣をめぐらすことよ。あの素晴らしい八重垣よ)


この歌は、日本最古の和歌として今に伝えられています。



ヤマタノオロチさんを倒してから、スサノオノミコト様がめぐった場所とされる伝承地をご紹介します。
(写真から少しでも何かを感じていていただけたら、嬉しいです。)


まずは、スサノオノミコト様がヤマタノオロチさんを退治されて、喜びの舞を踊られたと伝えられている佐世神社さん(大東町下佐世)です。


佐世神社さんへは道路沿いから見える、この道を上がって行きます。車1台が上がれる道ですが、細い道なので行かれる方は氣をつけて運転してください。(離合困難です💧)


森の中にある鳥居。
(鳥居前は広いので、車の向きを変えることができます。)


狛犬さん、こんにちは。


伏せ型の狛犬さんたちも可愛いです✨


出迎えてくださった大きな木さんです。


木々に囲まれている静かな場所です。



大きな椎さん✨
穏やかでゆったりとした枝振りです。


ヤマタノオロチさんを退治した
スサノオノミコト様は、この「佐世の木」を
頭に挿して喜びの舞を舞ったそうです。
なんだかその時の喜びが伝わってくるような
お話です。


こんなに立派で大きな木さんたちも
いらっしゃいます✨



次に、スサノオノミコト様が須賀の地へ向かわれる途中、大森にしばらく宿られて、クシナダヒメ様との婚儀の準備をされたと伝えられている大森神社さん(木次町東日登)です。

階段~♪
家族は車にいたのですが、階段を登っていく私をみて、妹が「空に向かって、上がっていったみたいだった」と後で言ってました。
素敵な階段だったんですね✨


鳥居、1基目。


また少し階段♪


こんにちは✨


やっぱり狛犬さんは癒しです✨


鳥居2基目。


鳥居、3基目。(三の鳥居?)


すごく楽しそうな笑顔に見えました✨


「ん~♪」って、首を伸ばしておられるような感じ✨
(個人的な狛犬トップ10に入れたい狛犬さんたちでした♡)




あれ?鎮座地のところに何かいらっしゃる…。


大好きなアマガエルさんでした✨
私の住んでる地域では最近あまり見かけなくなってたカエルさんだったので、会えて嬉しかったです。
可愛い姿を見せてくれて、ありがとうございました♡





鳥居の2基目と3基目の間から見える風景。
この景色をお二人で眺めておられたのでしょうか?(о´∀`о)
とても穏やかで、落ち着いた場所でした✨


風景を見た後に、ふと足元を見ると小さな花が。
青い露草の花はスサノオノミコト様、ピンクの花(ゲンノショウコかなぁ?)はクシナダヒメ様のように感じました。仲良く寄り添ってるみたいです✨


(続く)


ありがとうございます☺️これからも自分が感じたことを楽しく表現し続けていきたいと思います。