見出し画像

[島根旅 オロチ伝説③] 八塩折の酒


今回は『古事記』の中で出てくる、スサノオノミコト様たちが造られた『八塩折の酒』というお酒について、ご紹介したいと思います。

ヤマタノオロチさんにのませるために造られた強いお酒の『八塩折の酒』。
『古事記』の原文には「八塩折(やしほをり)の酒を醸(か)み」とあります。
「八」は「たくさん」や「多く」などを表し、「塩」は熟成もろみを搾った汁、「折」は「何度も折り返す」という意味で。
「いったんお酒を造り、粕を取り除いた搾り汁(お酒)にまた原料を入れて、お酒を造り。また粕を取り除いて、その搾り汁をさらに……」ということを何度も繰り返したお酒だそうです。


私は以前から興味があって。
今回は「味わってみたい✨」と感じたので、ネットで調べてみました。
すると、島根県松江市にある國暉酒造さんが『八塩折の酒』の再現に取り組まれていて、販売もされているのを知ったので、
お取り寄せしました。

こちらです。

ダンボール箱を開けると、このように大切に梱包されていて、中にお手紙が入っていました。
「蔵の愛娘がお口に、お心に添いますように祈っております」と書かれていました。お酒を造られた方々のお酒に対する想いがあたたかく、この中に込められていることを感じました✨


黒い箱から出しました。
お酒の色がきれいです✨


國暉酒造さんのHPでは「濃厚に練られたカラメルのような香りと味わい。甘味と酸味が調和し、濃厚でありながら後味がすっきり」と紹介されています。
蓋を開けると、何度も繰り返し醸造されただけあって、深みのある発酵した香りがしました。
味は、興味がある方は良かったら取り寄せて、味わってみていただけたら、と感じました。
(お酒の感想を書くのは得意ではないので😅すみません。)



國暉酒造さんのおかげで、
スサノオノミコト様たちがお酒を造られた当時の様子やお酒の味、造られた想いなどを感じながら味わうことができ、
とても素敵な体験をさせていただきました。
國暉酒造さん、ありがとうございました。



興味のある方には実際にのんでいただいて、
スサノオノミコト様たちを感じていただけたら嬉しいなぁ、と感じました。




(続く)


豆乳、卵、てんさい糖で作ったプリンに、
カラメルソースのかわりに、
深くて豊潤な香りの『八塩折のお酒』を
かけてみました✨



いいなと思ったら応援しよう!

あずさ
ありがとうございます☺️これからも自分が感じたことを楽しく表現し続けていきたいと思います。