ネイルサロンは贅沢なのか。
こんな記事を見た。
ネイルはメンタルヘルス向上に効果がある、とのこと。
そんな私も、結婚式に向けてジェルネイルをしてから、
すっかりその魅力にハマってしまった。
とうより、実はずっとネイルサロンを遠ざけてた。
理由は、お金と時間。
爪におしゃれするのに月に数千~万円するのか、、!
予約を取ってネイルサロンに行かなければいけないのか、、!
何よりも、一度始めたらもう元には戻れなさそう。
そんなことが頭が離れずに、
私の中ですっかりネイルサロンは「贅沢」のカテゴリーに入ってしまった。
これまで2回ほどジェルネイルの経験はあったけど、
時間が経つと浮くし、髪の毛は挟まるし、根本が伸びてだらしないし。
「一瞬のトキメキ」のようで、そこにお金をかける価値を見出せなかった。
それでも、爪先にウキウキしたくて、
自分でマニキュアを塗ったり、
今流行りのセルフネイルシールもやってみた。
LEDライトや甘皮処理のキットもしっかり揃えた。(形から入るタイプ)
結果は、
・すぐ剥げる
・上手に出来なくてガタガタ
・髪の毛が挟まるのがストレス
の三重苦。
まず、こういう細かい作業がとことん向いていない。
塗っている時間やケアをしている時間が癒し..♪を理想としていたけど、
上手く出来ないがゆえ、さらに手入れが面倒くさい。
ですが、どうでしょう。
ネイリストさんときたら、そんな煩わしさを、
お金&時間を引き換えに全て解消してくれる。
一言で、天才。
家事や仕事をしている時、スマホをいじっている時、
ふと見える自分の爪先でいくらでもワクワクできる。
文句なしに、最高すぎません?!?!?!
(ここでテンションMAX)
こんなの、一生していたい。
けど私の頭にはよぎるわけですよ。
「お金がもったいない」
「爪が痛みそう」
「終わりがない」
やっぱりセルフネイルをしてみようかな。
ショップを見ると可愛いデザインもあるし、どうせすぐ伸びるんだから、
ネイルサロンに行かなくたっていい。
モヤモヤうずうず….心がズキズキ。
そうやってぐるぐるしているうちに、私の思考の癖に気付く。
私って
・自分にストップをかける
・しない方法、選択を探す
・物事のメリットよりもデメリットを考えすぎる
ことが超得意ってことに。
まるで、「自分の心がウキウキする」ことを何とでも阻止したいみたい。
自分にご褒美や贅沢をさせたくないみたい。
この文章を書いている時に目に見える爪先に、
こんなにもまたワクワクしているのに。
そしてこんなにも、爪先に癒されて、「色」というものに影響されて、
そんな癒しを今自分が「とことん欲している」ことに気が付いて。
そんなときに、こんな言葉が目に入った。
上質なものの役目とは、それによって五感を刺激し感動させることです。
一見矛盾しているようですが、金銭的にゆとりがないとき、気分が落ち込み不安なとき、悲しいときこそ質なものを最優先に求めるべきなのです。
【出典:ドミニック・ローホー著/原 秋子訳『シンプルだから、贅沢』(講談社)】
そうか、ただ可愛くてウキウキワクワクしてるんじゃない。
私の五感が刺激されまくってるんだ。
新しいことにトライすることで、また新しい自分を発見することが出来た。
「ネイル」自体をすることもそうだけど、
やっぱり「色」の力はとんでもない。
3週間後はどんな自分で過ごしたいか、
色やデザインから、なりたい自分を見つけていくのが楽しい。
これは我が家、私にとっての「贅沢」ではなく、
私がウキウキご機嫌でいるための、「必要経費」ということで。
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