平穏を求めて、守護神を見つけた。
今の会社に入社して、ひと通りのことができるようになり、ミスも自分の責任になり始めた頃から、今この瞬間までずっと”平穏”を求めて生きてきた。家に帰れば夫と猫がいるし、お金や食べ物に困ることも無かったけれど、ずっと何かに追われている感覚を、どうやって誤魔化せばいいか試行錯誤の日々だった。そもそも、その感覚をちゃんと”処理”すればいいということにすら最初は気づかず、ずっと仕事の海に浸かりながら息継ぎができず苦しかった。
そんな状況だったからこそ、日常の中の小さなコト・モノが、心や身体に"平穏"をもたらしてくれるということに気付けた。今振り返ると、少なからず精神は消耗したが、得たものは莫大だったと思う。出会えたものたちには、これからもずっとお世話になるし、そういう些細な幸せを見つけて感謝できる自分軸のアンテナを持ち続けたい。彼らは「大事なのはいつも自分自身」と教えてくれる。
特に、お茶には感謝してもしきれない。その中でも"Yogi Tea"は、日曜夜の私を何度も海から救い上げて、陸に立てるように靴まで履かせてくれた(ような気がする)。
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大人ってコーヒーばかり飲むものだと思っていた。実際、東京にいた頃はよく飲んでいた。喫茶店では"本日のコーヒー"を注文し、コンビニの100円コーヒーも1日1杯は必ず飲んでいた。今もコーヒーが大好きだし、香り高い1杯の贅沢は人生において欠かせないと思っている。
妊活を機に、カフェインの摂取量を意識し始めた。「断つ」まではしないけれど、「今どれくらい摂取してるか」は考えるようになったため、自ずと消費量は減った。(100mlあたりのカフェイン含有量は、コーヒー:60mg、紅茶:30mg)
ちなみに、妊活中のコーヒーは、1日1~2杯までなら問題ないそうなのでご安心を。
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コーヒーからすこし距離を置いた分、カフェインレスのお茶の消費量がぐんと上がった。そこで出会ったのが先の”Yogi Tea”シリーズ。
単純なハーブティーではなく、スパイスも配合された独特の香りが芳醇で、箱に入ってる時点で幸福度が上昇。飲むと美味しい薬みたいに全身に優しさが染み渡って、思わず「幸せ~」って言っちゃう。
美味しいっていうこと以外にも、アーユルヴェーダに根差したコンセプトや、一個一個違うメッセージ入りのタグ、パッケージデザイン、オーガニックの原材料や、環境に配慮した包装も、何もかもが優しい。見て、香って、飲んで、全身で「守られてる」って感じる。
タグのメッセージは、いつも心に響くものばかり。ランダムに選ぶのに、必ずその瞬間に安心や喜びをもたらしてくれる。とてもシンプルなことなのに、その一言で救われるひとはきっと大勢いるはず。私もその中の一人。
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Yogi Teaを飲むとき、昨年ドバイで受けたヨガのレッスンでのことを思い出す。それは開館前の水族館の一角、大きな水槽の前で行われた。1人の先生に対して約20人の生徒で初級のコースを30分ほど。高い天井のギリギリまで水槽が広がり、目の前で魚が泳ぐ中でのヨガは、すごく神秘的だった。一連のポーズが終わり、最後に呼吸をしながら両腕で上半身を抱きしめるようなポーズをしながら、講師が「Love yourself」と言った時に、不意に涙が出た。「そっか、もっと自分のこと大事にしていいんだよね」って、体が軽くなった気がした。
あの時に感じた感情を、今はYogi Teaから得られてる。海の向こうでの体験が今も地続きなんだなぁ、としみじみしたり。
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特にお気に入りは"Positive Energy"のフレーバー。でもまだ日本では販売していないみたい(iHerbでは買える)。でもカルディに行けば、定番のその名も"Yogi Tea"や"Chai Rooibos"は手に入るので、カルディを見つけるとフラッと入って何か1箱は買っちゃう。買い物かごにYogi Teaを入れるとき、「今日は世の中が私に優しい!」って思う。単純な人間でよかった。
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仕事に行くのが憂鬱で仕方ない、明日が怖くて仕方ない時、リビングで熱々のお茶と温まると、少し明るい気持ちになれる。"心も体もあたたまる"とはよく言ったものだ。それはカフェインによる覚醒ではなく、指の先まで伝わるハーブとスパイスの栄養。大丈夫、私の暮らしの基盤はここにある。満ちていく幸せは、明日への活力になる。
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