許せない苦しさの対処法!
「許せない」という気持ちを抱くことは誰にでもあることです。
自分の中で、その許せない!と思う度合いが
大きければ大きいほど
しょっちゅうその人が
あなたの人生において登場してきませんか?
考えたくもないのに、
ふとその人のことを考えてしまったり
許せないことを何度も思い出してしまったり
そんなマイナスの感情にを
いつまでも抱いていることは
自分自身にとっても辛いし
この辛さから開放されたいと思いますよね
今回は、そんな辛さから、自分の心を楽にする方法をお伝えします。
ひどい仕打ちをしてきた相手
そんな許せない相手に対して
「許す」気持ちをもつのは本当に大変なことです
そして、相手に許せない!
という怒りや悲しみなどの辛い気持ちを
抱えている限り、長い期間
あなたの心を支配し
あなた自身を傷つけ続けます
そして
あいつにも損させてやるんだ
同じような辛さを味わらてせるんだ
大切な何かを奪ってやるんだ
など
許せない相手が
幸せにならないように
何もなかったかのようにはさせまいと
太くて痛くて抜けない杭を
奥深くまで差してやろうと
その人を見張り続ける人生になっていませんか?
悲しい辛いから逃れたいのに
その許せない相手から自由になれない。
このように許せない人を見張り続ける人生になってしまっていると
大嫌いで、たくさん傷つけられた人のことを
思い出したくもないのに
しょっちゅう思い出してしまう。
思い出しては、あなたの胸がズキズキ痛む
言ってみれば その人の亡霊
にずっと取りつかれた人生になって
自分が苦しめられている状況になっているのです
そんなひどい亡霊を
自分が許さなくてはいけないと思うと
拒絶反応が出てきませんか?
こんなひどい目にあったのに許すなんて
自分ばっかりが辛い気持ちになって馬鹿みたい。
自分ばっかり損した気分
そして、益々許せない
だけどその度に
自分が辛い思いを続けるのも馬鹿らしい
なんて気持ちにもなると思います
そんな時は
相手のために許すのではなく、自分のために、相手を許してやる
そう考えると、少しは気持ちが楽になりませんか?
許せないあの人のために許すのではなく
自分が楽になる為に許す
ということです。
なるほど~
その亡霊に取り憑かれてる今は
たしかに苦しいし、この苦しみから逃れたい
相手のためじゃなく
自分のために許す!
なるほどなるほど
それなら少しはできるかもしれない!!
けどけれども
許せない!許したくない!
許したら、相手を認めた事になる!
そんな自分も許されないし、許したくない!
なんて
今度は自分も相手も許せないワナに入って
怒りが込み上げてくる時もあると思います。
そんな時は、まだあなたが相手から受けた傷(痛み)が癒えてないのだと思います。
ちょっと自動車事故を想像してみてください
家族ととても楽しみにしていた
旅行先へ向かう出発の朝
信号待ちをして停車している時
初心者マークをつけた車が
スマホを操作していて
一方的に追突してきた
相手は無傷だけど
自分たちは、足の骨がおれ
腰は激痛、首も痛い、娘の顔には深い傷。
そんな時に加害者がお見舞いに来ても
「いえいえ大丈夫ですよ〜。今度からは気をつけてくださいね」って言えますか?
そんな時に到底相手を許すなんて出来ませんよね。
心の中では、大切な娘のその顔に一生大きな傷跡残ったらどうしてくれんの!
免許とったんでしょ!ハンドル握ってる自覚あるの?
って思うのが自然な心の反応ですよね
もし相手がしてしまった行動を
『許してもいいかなあ』という思える心情になれると、無理矢理でも、想像したなら、
車は綺麗に修理され、
自分たちもしっかり歩けるようになり
腰や首の痛みも和らぎ
娘の顔の傷が目立たなくなって
娘がその傷を何も気にしなく日常を送れるようになってから
ようやく相手のことを、
何か緊急の電話でもあったのかな?とか
初心者マークついてたから運転に慣れてなかったのかなど
相手の背景にあった状況や、心理についていろいろ想像できるくらいになると思います。
まだ相手から受けた傷(痛み)が
ズキズキヒリヒリ痛んで
不安で仕方ないときに
言い換えると
自分に余裕がない時に許すなんてむずかしい。
と思います
そんな許す気持ちを持てない時には、
いつまでも許せない気持ちを持っている自分を許してあげてください。
相手のことは許せなくても
許せない気持ちにはストップがかかり
相手のことを思い出して
自分の胸が痛くなる亡霊の出現回数は
減ると思います!
ここまで、
相手を許せない自分を許して
相手のためじゃなく
自分のために許すことが必要だ
ということも分かった。
でも結局苦しいし、辛いし
許せないし、許せてないじゃん
と 思いますよね
そうなんです。
自分を許しても
相手を許すことが自分を楽にさせる方法なんだ
と理解できたとしても
未だまだ、あなたの心に相手を許さない
という杭が刺さったままだからです。
相手を許さないという杭が刺さったまま
それを周囲に相談すると
そう思うのは自然なことだよね
あなたは悪くないよね
本当辛かったね
と同情してくれかもしれません。
すると
やっぱり私は悪くないよね
やっぱりあいつが悪いよね
なのになんで私が許さないといけないの
と周囲の同情もあって、自分は許さなくてもいいんだと思う
すると、その人はいつまでも杭を抜きません
一方
それはあなたの物事の見方次第でなんでも捉え方は変えられるんだよとか
相手はかえられないからあなたが変わるしかないのよ
とか今の段階で言われても
あなたに私の気持ちは分からない。
誰も分かってくれない
と被害者モードを深めて
結局いつまでも杭は刺さったままで抜くとこはできません。
つまり
誰かがいろいろな言葉を使って
どれだけ言ってくれたとしても
最終的に杭を抜くことができるのはあなたしかいない。
ということです 。
それが分かっても
そう思えない時期だってあります。
許してはいけない、赦すべきではない
罰を与えなければいけない
とういう思いがあるかもしれません
許すのはとても悔しいことです。
理不尽なあの人を許さなければいけない理不尽さ。無念で情けない。許せない。
それでも悔しいくてたまらないけど、屈辱だけど、
自分のために許す
許したくないけど自分のためにやってみる
あえて許してやる
””最後は自分で杭を抜く勇気 許す勇気です””
それは
””相手の見返りを手放す覚悟””
でもあります
自ら杭を抜かないと誰もその杭は抜けないし、
そしてそれを抜かないと、杭の刺さっていた傷が塞がることはないのです
刺さったままだとずっと痛いままです
そんなのわかってるよ
わかってるけどできないのよ
その時は
まだ傷口から血が流れている時なのかもしれません
そんな時は
今は抜けないけど、いつか抜くことができる。
今はまだたくさん出血しているから自分の意志で抜いていないだけ
今は抜かない選択をしている自分を許してあげる。
そしてもうたくさん痛い思いしたよね
だからもう辛い準備運動はここら辺でいいかな?
疲れたな
と心が猛烈に叫んだら
最後はあなたの勇気と覚悟です!!
自分には抜けない杭ではなく
抜ける杭が刺さっているということ
抜くか抜かないかの選択権は
許せないあの人にあるのではなく
自分にあるのだということ
自分で勇気を出して覚悟を決めて杭を抜いた時
始めは、抜いた杭の穴がまだヒリヒリ痛むし
雨・風にも当たって
ズキズキ痛むかもしれません
その痛みに耐えきれす
また自分で杭を刺したくなるかもしれません
それでも杭を抜いてみる
その先には
今の世界とは違う世界があることは何となくあなたも分かっているはずです
その世界をあなたが見れる日を応援しています。
真っ暗なトンネルから
一筋の希望・いや一点の希望が見えて
あなたの心が少しでも救われたのなら
嬉しいです
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