読書メモ:拡張する学校

今、読んでいるよ「拡張する学校」山住勝広

NPO法人アスクネットでずっとやってきたことだった・・なぜこうした理論に当時出会わなかったのだろう・・。教育への参画者を増やすこと=学校教育そのもの(システム)を変える装置として、NPOが存在していると思っていた。そして、これって、図書館の世界にも同じことが言えるのではないか・・と気づいて、にんげん図書館を始めたんだが、知る体験を共にする分かち合うことで、それぞれのシステムによい変化と、図書館を取り巻く知のインフラ機関に変化をもたらす。私が思っていたことは活動理論にあったのねーーーーと腹落ちしたけど、人にはその共通性は分からないから、言葉にしていこうと思った。

P73

拡張的学習は、エンゲストロームが理論化 それを学校教育に活用したモデルとして、著者が「ハイブリッド型教育」と定義する。

ハイブリッド型教育:学校外の複数の異なる活動システムとの間に協働の関係をつくる。活動システムのネットワーク構築とそれを通して、学習を拡張するアプローチ。

学習の対象の拡張(何を学ぶのか。教科書の外にある地域や社会についてのこと 例:地域の伝統野菜の復活)

組織の拡張(関わる人や組織の人が学びの提供者になる)

・学校内の課題解決型学習は進歩的教育ということで、古くから実践の歴史がある。最初期は大正自由教育 しかし、学校内にとどまる傾向


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