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藤崎剛人氏による論考にコメント

藤崎剛人氏による次の論考

にコメントを送っておきました。はたして掲載されるでしょうか?

1981年に「法務省民事局第五課国籍実務研究会」から出ている「最新 国籍帰化の実務相談」という書籍の第8章p177-182には、日本と承認関係の無い国を国籍法上の「外国」と扱うかどうかについて具体的な説明があり、
《実務上》は、《国籍法が国内法であることから国家が政策上承認していない国家を『外国』とみなして取り扱うこと》を《否定する立場》
《『外国』とは、我が国と承認関係にある国際法上の国家であることが必要》
(日本と承認関係の無い国の籍について)《我が国にとって何ら関知しない事項》
といった記述がされています。決定的な証拠となる文献だろうと思います。

国立国会図書館デジタルコレクションから閲覧できます。ご参考まで
https://dl.ndl.go.jp/pid/11994800

藤崎氏の論考については以前

に書いていますが、法務省側の過去の説明を記した証拠文献が出てきたことで、まさに「論より証拠」ということになるかと思います。

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