投資・投機の戦略は必要?
前回に引き続き、ジェシー・リバモアに関しての書籍から得たものを紹介していきたいと思います。
「トレーダーの相場に挑む態度はプロのビリヤードプレーヤーと同じ。目先の1ショットではなく、はるか全体を見渡してプレーするのだ。どのポジションをとるかを考えながらプレーするのはプロにとって習性だ。」
ジェシー・ローリストン・リバモア(Jesse Lauriston Livermore)
前回のnoteでは、「待つことの大切さ」を書かせていただきました。
チャンスを待つにも・・・
”何を?”
”どうやって待ち?”
”どう仕掛け、どう抜けるか?”
いわいる作戦(戦略シナリオ)が必要だと私は思ってます。
FXの世界などでは、よく「トレード・シナリオ」という言葉がつかわれ、聞いたことがある方も多いはず。その言葉のとおり、戦略シナリオを描いて、どう相場を攻略していくかが重要になっていくと私は思ってます!(^^)!
戦略シナリオを描くことによって、行き当たりばったりのトレード抑止になり、事前に準備をすることにより、”優位性”と”リスクとリワード”を把握して相場に挑むことが出来ると思います。
ようは、その場の思いつきや、値ごろ感でポジションを取ってしまうことを防ぐことにつながります(/ω\)
「株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。」
ジェシー・ローリストン・リバモア(Jesse Lauriston Livermore)
※ここでは、”株”の表現になっていますが、”為替・CDF”でも同じことが言えると思います。
私の周りにいますが、記憶力が良い方で、過去の値動きを数字で覚えてる方がいます。そういう方って、こういう会話をしてくる方が多いです。
<Aさん>
「今、ドル円、109.30か~!! 先週末はドル円110.50、先々週末は、111.35だったよねー!?、安いよね?今が買い時かなー!?ちょっとお試しに買ってみようかなー♪」
<私>
「確かに、下落が続いてますよね、でもどうして今が安くて買い時だって思うんですか?」
<Aさん>
「う~ん。。。なんとなくかなぁー?」
<私>
「・・・ (@_@;)」
Aさんのように記憶力が良いのは、素晴らしい能力ですが、値ごろ感をポジションを持つ根拠にするのは、どうかと私は思います(-_-;)
話が少しそれましたが、投機トレードには、一貫性が必要不可欠です。
これでは、一貫性のあるトレードができません。
優位性のある明確な基準をもった根拠を事前に準備をすることによって、一貫性が生まれ確率を利用し、収益が見込めるトレードができるようになると私は思います!(^^)!
これには、投資・投機戦略シナリオの作成が有効だと私は思っています(^^♪
今回も、私が読んで、とても参考になった書籍はこちらです!(^^)!
書籍「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」
著者名: リチャ-ド・スミッテン
書籍「欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア」
著者名: エドウィン・ルフェ-ブル
少しでも読んでいただいた方のお役に立てれば幸いです。
長文お付き合いいただきありがとうございました。!(^^)!
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