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#day3 - 常夏アフリカの、クリスマス。

クリスマスシーズンを盛り上げるために、そしてクリスマスの可愛いサムネイルを自分のnoteに並べるためにも、「ブログマス」実践中です。

良かったら、一緒に参加しませんか。平日だけの参加でも、週に1回の参加でも、もちろん大丈夫です◎

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ブログマス3日目は、何についてお喋りしようかな。

住んでいるアフリカ・ルワンダは常夏なので、今日も半そでのワンピースを着ているくらいサマー@12月上旬。

この国で暮らし始めたときは、色々な意味でクリスマスっぽさがないのに驚いたっけ。日本から読んでくださっている方が多いから、その辺りをシェアできたら面白いかなと。

ルワンダは、キリスト教徒の多い国ではあるんだけど、クリスマスがとても質素。それぞれが教会に行って、家族と集って、いつもよりちょっとだけ豪華なごはんを食べるくらい、と同僚から聞いたことがある。「庭で買っている鶏を、この時に絞めるかな」って。

ハロウィンが終わったと同時に、町全体が突然クリスマスモードになってしまう日本とは全く異なり、クリスマスの飾りなんてものもほとんど見ない。初めてルワンダで過ごす「クリスマス」は本当に何もなくて、驚いた。

外国人が行くような高級ホテルにて「クリスマスビュッフェやります」みたいな宣伝が流れてきて、ちょーっとだけクリスマス気分が味わえるかなぁというくらいだった数年前。(だがしかし、そういうところはかなり値段を吊り上げるので、私たちが行こうか!となることはない。笑)

しかも、冒頭でも書いたように半そでで過ごしているもんだから、もう全然クリスマス感がなくて、「ただの祝日」という感じで流れていってしまう。

しかも当初は子どももいなかったし、夫婦ともにクリスマスに力を入れるタイプでもないので、家でワインを開ける程度で、なんてことない日を過ごすしかなかった記憶がある。

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ルワンダのクリスマス事情が盛り上がってきたのは、ここ数年のこと。コロナのごたごたも落ち着いて、国全体が「観光を盛り上げよう!」と猛烈に力を入れ始めたあたりから、クリスマスっぽさが漂うようになってきた。

クリスマスの日が近づくと、いくつかの幹線道路がライトアップされる。それもまたルワンダらしく、準備不足の極みというか、23日くらいにやっと点灯する。いや、遅すぎでしょ。

そして、これまたルワンダらしくて、26日から突然年末・年始モードになる日本とは異なり、1月中旬くらいまでクリスマスの飾りがピカピカしている。

大きなホテルでは、毎週末のようにクリスマスマーケットが開催されたり、御馳走だらけのビュッフェを提供する場所が増えてきた。

まさにおととい、外資系ラディソンブルーホテルでは、ツリーの点灯式が行われていた。18時開始予定だったけど、多分スケジュールが押すのが目に見えていて、眠くなる子ども連れて行くのはなぁと思って、諦めちゃったんだけど。

ちなみに、2年前にちびっこ長男を連れて行ったときは「クリスマスツリー」のコンセプトもよく分かっていない現地の子どもたちが、わーーー!とツリーに押し寄せていって、飾りのベルやらボールみたいなのをもぎ取っていた。

点灯式が終わるころには、ツリーはボロボロ。あちこちに子どもたちが遊んで捨てたオーナメントが潰れたり壊れたりしていて、なんだか悲しい気持ちになったっけ。

それくらい、現地の方々にとって、いわゆる欧米式のクリスマスのコンセプトはまだまだ新しいということ。リンゴと思って、もぎとっちゃったのかな。ちーん。

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そうそう、去年は家族でクリスマスマーケットに遊びに行ったんでした。ちょっとでも「常夏のクリスマス感」が伝わったらと思って、リンクを貼っておきます。

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「貧しい国」というイメージが強くて、実際にまだまだ貧しいんだけど、でもこの数年だけでも「クリスマス」の盛り上がりが出てきているのをみて、すこーしずつ国が発展しているのが感じられる。

とはいえ、私が見ているのは首都のキラキラした世界だけ。おそらく田舎の方に行ったら、イルミネーションなんて見たこともない人だらけだろうし、教会に行くか行かないかくらいと、多分何も変わっていない。

貧富の差がどんどん広がっているのを肌で感じつつ、いわゆるクリスマス前線みたいなのがじわじわと盛り上がってきているのをみて、国の発展を感じる、そんなアフリカ生活7年目。


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