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Photo by
ai_kotoba
名前なんか、知らなくたって。
息子が今の幼稚園に通い始めて、丸3か月が経った。
最初の頃は「思っていたのと違う!」と思ったのか、前の保育園に戻りたいということもあったけど、あっという間に楽しんでいるみたい。
水曜日はパンとスープがランチに出る日
金曜日はお庭の落ち葉を片付ける清掃タイム
ランチをわざとこぼす「ダメな子」がいる
歌の時間が2回もあってとっても楽しい
少しずつ彼の口から、学校の門の裏側で行われている色々をかいつまんで聞けて面白い。
そんな時に、何度も出てくるのが「知らない子」という言葉。
「今日はね、お砂場で遊んでいたら、どーんって押した子がいたの」
「え、だれがそんな意地悪したの?」
「んー、知らない子」
「今日はね、ランチタイムにわざとごはんをこぼした子がいたよ」
「えー、そんな子がいるんだね。だれ?」
「んー、知らない子」
「今日はね、誰かがジャンプしよう!っていうから、歌いながらみんなでジャンプジャンプしたんだよ」
「へー、それは楽しそうだね。だれが誘ってくれたの?」
「んー、知らない子」
聞いていると「名前は知らない子」という意味なんだけど、面白いよなぁ。
大人になると「会ったらすぐに名前(そして、国籍、家族構成、仕事などなど)を覚えなきゃ」と思うけど、学校はそうじゃない。
「名前を知らない子」だろうと「名前を知ってる子」だろうと、みんなでワイワイ楽しそうに過ごしているんだろうなぁ。
こういう名前とか年齢とか肩書とか、そういうの一切気にしないで、相手をフラットに見る目線は、忘れないようにしたい。
▼息子を見ていると、もっとフラットに、単純に楽しんでいいんだよなぁと気づかされることが沢山。
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