珈琲NIKKA

こんにちはSuiです。わたしはMJBブレンドの中細挽きのコーヒー豆を一キロほど購入して、毎日朝と夕方にコーヒーを飲んでいます。

珈琲NIKKAは昔あった京都市営地下鉄四条烏丸駅から5分ほど歩けばたどり着く、錦市場の入口付近に佇むお店です。親戚がしていたお店でした。
当時小学生のわたしは法事などの親戚の集まりで年に数回NIKKAに行きました。
NIKKAは1980年代証券会社が多く連ねていた四条通の近くにあり、お店はスーツを着た証券マンらしき男性が必ずいました。タバコとコーヒーの匂いがたっぷりありました。お店には大きなテレビがありましたがテレビをつけていたことはなく、わたしはオブジェのサボテンをそっと触る遊びを楽しんでいたような気がします。

たまにあう親戚の集まりに苦痛を感じていた当時、じっと黙り続けるわたしは口を閉じることで鼻呼吸を必要とし、溢れる珈琲のかおりが生きるために必要な空気と共に染み込んでくる。

当時は小学生なのでオレンジジュースを飲んでいました。でも珈琲を飲むと、当時の生きるのに苦痛なのにそこには不思議と幸せな匂いがあることを思い出します。

お読みいただいてありがとうございました。