語学学習は基礎を勉強するな
マジですか?
こんなYoutube発見しました。
語学を学ぶとき
基礎を勉強するな
基礎を完全攻略しようと思うな
初心者も基礎を心配することはない
結局はその言語にどれだけ触れているか、自分の興味のある分野でどれだけ使っているかによって語彙、文法、構造など基礎的なことは習得されていく
中学生の時三単現にはSをつけると習って、この簡単な基礎を頭でわかっていても一体どれだけの人が自然に会話の中で、ネィティブスピーカーと同じように使えているか?
(はい、私は今も間違えます)
この三単現のSはリーディングにおいてSがあろうがなかろうが大して内容把握に問題ない。
ところがこれを自然に会話の中で使えるようになるまでは恐ろしい時間がかかる。
知識として得るよりも十分な時間その言語と触れてさえいればたとえはじめは間違っていてもそれはいずれ修復されてゆく。
基礎を勉強する時間があるなら、その分その言語環境に身をおけ、ということでしょうか。
また言語の習得は建築物のように、まず基礎があってそこに積み上げていくものではないと動画の中で言っています。
言語習得は確固としたもので積み上げていくものではなく、プルプル震えるゼリーのように なんとなく定まらないはっきりしない中で、幾度となく触れているものは少しずつわかってくるものである。
であるから何を先に習って次に何を勉強するかというような過程をたどるものではない。
言語習得の過程で間違いがあってもその後十分にその言語と触れてさえいればいずれ修復されていく。
そして聞く側もそんな間違いに寛容であればいい。
そういえばTemple大学Azabu校で第二言語習得について学んでいた時も、担当教授のDr.Childが言っていました。
語学習得はCorrectionではないと。間違いがあるから正すということではないと。
また、日本人にとって第二言語である英語の冠詞をマスターするのは至難の業である。自分のリサーチからすると、7歳までに十分な英語に触れていると、間違いなく使えるようになる。
ということはそれ以降は無理だということ。生物学的な脳の働きとして。
それならそれを覚えることに時間を費やすのはやめよう。
自分の間違いにも寛容になろう。
基礎を勉強する時間より、十分に読み聞きする時間を取ることで、完璧は無理であることを前提に習得に向けて進んでいきましょう!
私もまだまだその過程!
写真は土曜未就園児のクラス。
Where is thumbkin♪の歌を動物のフィンガーパペットを使って。
Little Clouds @ Tokyo