#8 インタビュー後記
これまでインタビューをさせてもらったのは、学校の先生ばかりでしたが、今回はその枠を外してみました。
学ぶ場所が学校なのか、そうではないのかは、もうそんなに重要ではないような気がして。
かずまさんは、学校ではない場所、しかもオンラインで新しい学び方を実践する方。私とかずまさんは実際にお会いしたことがなく、インタビューもオンラインでさせてもらったという点も、時代の変化を感じます。オンラインで顔を見ながらコミュニケーションを取れるツールはもう何年も前からあったのだけど、この数ヶ月でそのツールを使うことのハードルがグッと下がりました。
学校に行かないという選択をしている子どもの数は年々増えていて、彼らに対する学びの保障がなされているのかというと、現状はそれぞれの家庭に任されている部分が多いのかなと感じています。学校ももう手一杯。そんな話はよく聞きます。誰が悪いでもなく、仕組みがない。
私の関心ごとはその辺りにあって、かずまさんはというと、不登校がどうだとかではなくて、ただ子どもと関わるのが好き!子どもに笑顔になってもらうのが好き!という、自身の「好き」が溢れ出て実践している方だなと感じました。実際、「好き」を武器にした人は強いと思います。それに、関わる子ども達が幸せだと思う。
かずまさんが実践されている学びの場が、それを必要としている子どもに届きますように。
そして、今が改めて学校の役割を問い直すときなのだと思います。「学ぶ」ことは、学校という場所ではなくてもできるようになった今、学校は何のためにあるのだとろうと考えます。
セーフティーネットのような役割。そんな話も耳にします。
それも一つだと思うし、もしかしたら、「仕組み」そのものを変化させる時なのかもしれません。
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