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#4 インタビュー後記
支援級と通常級の壁をなくし、障害のあるなしに関わらず、目の前にいる子どもにとって何が必要かを考えて学校教育を変えていく。
書いたり言ったりすることは簡単だけど、実際にそれを実行していくことの難しさは、多くの先生たちが感じていることだと思います。
学校の中でたった一人の先生が変えようと頑張っても、それは出来ません。一人で出来ることは限られているし、一人で全ての子どもに合った教育をすることも出来ません。
三浦さんが、なぜiPadを使った授業が出来たのか?なぜ新しい取り組みとして職場体験を始められたのか?なぜ支援級と通常級の交流が生まれたのか?
インタビューをしていてそんな疑問が湧いてきました。けれど、お話を伺ううちに、その答えが徐々に見つかるようでした。
三浦さんのお話の中で印象的だったのがこのお話。
あと、やっぱり俺がやる授業って専科の先生の授業には敵わない。理科だったら、実験とか観察とかすげー面白いのやってくれるから。それって子どもにとってもプラスですよね。先生からは「どうやったら分かりやすくなりますかね?」って相談に来てくれたりもするから、めっちゃいいなと思って。そういう意味ではあったかいですよね。
他者を否定し、全てを自分でやろうとするのではなく、一人一人の立場や優れた部分に敬意を払い、協働しながら変えていく。
三浦さんは、そんな価値観を持っているのではないかと、インタビューを通して感じました。だからきっと、学校の中で変化を起こしていけるのだと思います。
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