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Edcampを開催する理由
1週間後。千葉県柏市で、Edcamp Kashiwaを開催します。
既に市川市と千葉市では開催したので、今回は千葉県で3回目のEdcampとなります。
私がなぜEdcampというイベントを開催するのかを、このnoteに綴っておきたいと思います。
ちなみに、Edcampは無料のイベントで、仕事とも関係なくやっています。
私が初めてEdcampの存在を知ったのは今から2年前、2017年の冬でした。
既に教員を辞めていましたが、教員時代に感じていた学校教育へのモヤモヤとした気持ちをずっと引きずっていて、どう次に繋げていくのか悩んでいる最中でした。
Edcampの紹介文には、「話し合うテーマは、当日参加者によって決められる」「好きなセッションに参加して、自由に対話する」というようなことが書かれていた気がします。
学校教育について疑問に思うことだらけで、納得もできなくて、本を読んだりセミナーに参加してもその気持ちは変わらずにいた私にとって、とても魅力的なイベントだと感じたことを覚えています。
実際に、Edcampで出会った教育関係者は、心から教育を良くしたいと思っている人達でしたし、自分の意見を相手に伝えよう、相手の意見を聞こう、という姿勢を持った人達との対話の時間は、想像以上に有意義なものでした。
他のイベントでは得られなかった繋がりも生まれました。
そして、私がEdcampに初めて参加してから1年経った2018年春に、千葉県でEdcampを開催するに至りました。
Edcampに参加してから自身で開催するに至るまでの1年間、ずっと考えていたのは「多くの学校の職員室で、Edcampのような対話の場が生まれたらいいのに」ということでした。
人脈作りのイベント、教育について熱い想いを持った人だけのイベント、ではなく、職員室で自然に生まれる対話の場が、私が理想とするEdcampの形でした。
これは、他の誰でもなく私自身が求めていた場所です。
残念ながら、私が過去にいた職員室では対等な関係で対話する場はほとんどありませんでしたが、私は安心して自分の意見や想いを出せる場所を求めていました。
職員室の中にある目に見えないルールや文化が、それを許さなかったのだと思います。
今やっていることに納得できない先生、本音を出していない先生、どれくらいいるでしょうか?
心から良いと思っていない教育をし続けることが、本当に目の前にいる子どものためになるのでしょうか。
これは私自身がいつも自分に問うことです。
皆さんはどうですか。
多くの学校の職員室で、対等に、自由に、自然な対話が生まれるように、私は“学校で”Edcampを開催します。
偶然ですが、市川市で開催してから、千葉市の先生に出会って2回目のEdcampを開催し、その後柏市の先生に出会い3回目のEdcamp開催に繋がりました。
(あ。告知も…1週間後です。)
この記事を読んでくださっている先生で、ご自身が勤める学校で開催したいという方がいたら是非声をかけて頂きたいです。
これから多くの学校の職員室で、自然な対話が生まれますように。
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