OM-5を使用した感想(今回も長い!)

※この話は、こちらの続きです。


まず思ったのは、撮影後の確認と削除がしやすいということだった。
ボタンの位置が両方とも私に合っている感じがした。

それからパソコンとの接続については、カメラにカードを入れたままパソコンから中身を見ることが出来た。表示も速かった。ただし、設定が必要。これはカメラのモニタに表示され毎回選ぶらしいということを知った(パソコンのカメラにもなるらしい。その選択肢もあった)。これを知るまでは、うんともすんとも言わなかったので、戸惑った。Z30よりもっと何も起こらなかった。

しかし、手続きがあるからわかりやすい。これをすればこうなる、というのがあるのだから。TG-4と比べ一手間あるけれど、助かった。

今思えば、Z30もモニタにカメラの言葉があったのかもしれない。どれにする?と尋ねてくれていたのかもしれない。私が気付かなかっただけで・・・と思ったけれど、答える前に中身をパソコン側で見られるようになっていたから、あるいはなかったのかもしれない。

シャッターボタンを押したときの感じが、なんだか面白い。嫌いじゃない感じ。

試行錯誤した。

f1.8、露出補正+1.0、CWB6800kというところまで辿り着いた。
しかし、色がしっかり出てない。昨日までに撮影したもののほうが好きだと思った。

設定を特定したら、f4.9、露出補正+1.0だった。

近似値で、試した(4.9は今回私がした操作では選べなかった。別の形で設定できるか否かはまだわからない)。

f4.5、露出補正+1.0、CWB6800k

これが今回のベストなのかもしれないと思った。色をしっかりさせるには、ある程度暗い方がいいのかもしれない。f1.8だからといってf1.8だけで使わなくてもいいのかもしれない。カタログ値は、あくまでもギリギリここまでという話なのだ。

接写は、全然ダメ。TG-4は相変わらず活躍しそう。

けっこうボケる。ボケるのは歓迎される場合もあるかもしれないが、アート作品を撮影する場合は、ボケない方がいい気がする。状況にもよるだろうけど。

屋外で昆虫とか撮ってみたい。

それはさておき・・・言語化が追い付かない部分もたくさんあるが、今日1日というか半日で色々学んだ。OM-5と触れ合ってみてよかった。



そして、電池は使い果たされた。TG-4が長すぎるだけで、案外これが普通なのかもしれないが、外出先で丸1日撮影を楽しむような使い方は難しそう。予備のバッテリーとかがあれば可能かもしれない。

というわけで、充電することにした。しかし、ここで問題発生。先程のパソコンとの接続の件と関係がある。

OM-5はケーブルを繋がれると、相手は誰でも関係なくあの画面、意思確認の画面になるらしい。電源が入っている時はそうだ。電源を切ったら充電できるようになったから、このことがわかった。

TG-4は特にそういうのはない。接続時、電源のオンオフを気にしたことがない。

しばらくの間、私は充電しているつもりでできていなかったのだ。普段、充電を始める時は、充電中のランプが光っていることを確認するようにしているのに、このときばかりは忘れていた。

ということは、充電しながらの撮影は難しいのかもしれない。あるいは、もうひとつポート(別の種類)があったから、そちらなら大丈夫なのかもしれないがまだ試していない。
Z30は充電しながら撮影できたような記憶がある。あのストップモーションのコマを撮った時・・・。本当は良くないことかもしれないけれど、記憶が正しければ、電池の持ちが悪い機種では便利な機能だ。あるいは、充電してから撮影したのかもしれないが・・・。

というわけで、余計に時間がかかった。

暫く撮れないという時に限って、素敵な光をお日さまがくれた。TG-4で撮った。キラキラ動画を撮った。TG-4のことがやはり好きだと私は思った。

Z30のことも想い返した。一体、私は何が嫌だったのだろう?

一番は、重さだった。OM-5はなんとか手持ちで撮影を続けられる重さということが今日の撮影でわかった。少しずつ仲良くなっていけそうだった。それは嬉しかった。



そのうち、お日さまはだんだん弱々しくなっていった。

私は、本当の望みを想い出した。それは、お日さまと関係なく、いつでも納得いく感じで撮影できるようになることだった。

人工の光で撮るために、自然光で撮るようにしたものを色々組み直して、撮影した。色々試した。そして今日はもう自分にOKを出すことにした。

ついにOM-5でキラキラ動画を撮れたのも嬉しかった。コツは、照明を暗めにすることだった。明るいところでは難しかった。

少しずつ仲良くなっていこうと思った。

カメラもさることながら、照明もなんとかしたいとあらためて思った。

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