東京旅③:虐待サバイバー写真展主宰、田中ハルさん
先日の東京旅。旅の思い出③です。
東京で会った人。虐待サバイバー写真展、を主宰されてる田中ハルさん。
虐待サバイバー写真展は、虐待を受けて育ったサバイバーの方が「生きている」ことを表現している写真展です。
昨年、このご活動について知って、感動してメールをしてから、主宰のハルさんと少しやり取りさせてもらってました。
Growingの活動にあたり、プロフィール写真を撮ってくれる人を探していて、どうやって探そうか誰に頼もうか悩んでいるとき、せっかくお願いするなら、同じように機能不全家庭に育った方が前を向けるような活動をされている方にお願いしたいなとおもって、ハルさんにお願いしました。
写真撮られるの、幼少期のあれこれが原因でもともとすごい苦手で、正直初対面の男性の方に写真お願いして緊張しちゃうかなとかも思っていたんですが、とても穏やかでお話ししやすい方で、お話ししながら自然な写真を撮ってもらいました。
人の背景って、その人を見ただけじゃわからなくて、みんな笑顔の裏に、優しさの裏に、たくさんのつらさや苦しさを持っていたりもする。だからこそ、その上に笑顔で立つ人をかっこいいと思うし、誰かを自分のものさしなんかで測っちゃいけないんだと心底思います。
謙虚さと、敬意。それを、出会う人一人一人に持ちたいと思うし、そうあれる人間になりたい。そういう気持ちを、Growingの活動の根っこに据えたいと思っています。
個人的に、私は自分のにかっと笑った写真が好きです。というのも、昔はこんな顔なんてできなくて、大人になって初めて、そういう顔を写真でするようになったから。
大好きな人といるとき、落ち着いているとき、そういうときによくそんな顔してて、こんな風に幸せな顔にしてくれる周りの人に、すごく感謝してます。副代表のさおりちゃんと撮ったときもそういう顔してたな。
虐待サバイバー写真展は、今展示会と書籍化に向けて動き出されています。
今後の活動がとても楽しみです。
ウェブサイトも、とても心を打たれるのでぜひご覧になってみてください。
会いたい人に会えて、新しい出会いもあった東京旅。
本当に、行ってよかったです。
ありがとうございました。