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娘の入園に思うこと。

今年、長女が入園です。

長女が生まれて子育てをして1年くらい経った頃、3歳まで幼稚園に入れないことに愕然としていました。こんなに大変な子育てを、まだまだ家でがんばんなきゃいけないのって。

そしてそれと同時に、たった3年の我が子との大切な時間をそんな風に思ってしまう自分を責めました。子育てを楽しめない自分を責めました。それはすごくすごく苦しかった。

途中、一時保育を利用するという選択もして、たくさんの人に助けてもらいながら子育てをしてきました。

今は、周りを頼ってよかったと心の底から思います。自分のことを責めなくても良かったんだと、今ならわかります。

子育てってめちゃくちゃ大変でした。
それに加えて自分のトラウマ、病気。
つらい部分はあまり話したりしてきませんでした。SNSには幸せな家族写真ばかり載せてました。夫も、話したら私が傷つくだろうと、誰にも話してきませんでした。

だけど
長女が生まれてすぐの頃は、泣いてる長女を抱き上げることさえできませんでした。このままじゃ母親と同じになる、って怖くて怖くて毎日震えてました。
次女が生まれて後追いが始まった頃、私は育児ノイローゼになって、夫はしばらく会社を休みました。
子育てのことや私の病気のことで、夫とぶつかりまくって私は前の家の壁に穴を開けたことがあります。
そして正直、これらのことは全然序ノ口のレベルの出来事でした。
(毎日泣いて鼻水垂らしてるからティッシュの消費が我が家はめちゃめちゃ早かったです)

子どもたちへの悪影響を心配して不安でした。子どもたちが、私と同じようになったらどうしようって、怖くて怖くて仕方ありませんでした。ただ幸いなことに、今私たちが見た限りでは、子どもたちは安心感も育っているように見えます。優しさも、思いやりも、素直さも、やわらかさも持ちながら育ってくれているように見えます。

生活する中で、私が調子が悪いときには、別の人に子どもをお願いしてきました。元気になったら、できる限り抱き締めて、愛していること大切だということを伝える努力を繰り返してきました。具合が悪いのは、あなたのせいではないんだよと、何度も、時には泣きながら伝えてきました。それは、今も。

それしか私にはできませんでした。

長女の入園という一つの節目に、私はそういうつらかった時間を思い出さずにいられません。そしてそこを一緒に乗り越えてきてくれた夫に、娘たちに、周りの方の多くの助けに、心の底から感謝せずにはいられません。

機能不全家庭に育ったわたしの子育て。これは子どもたちが大きくなるまで、もしかしたら大きくなってからも、私にとってのテーマかもしれません。本当は、いつも優しくて笑顔のメンタル安定したお母さんになりたかった。でもやっぱりそれは無理そうなので、私は私なりにもがきながらお母さんをしてみたいと思います。

最後に。

だいすきな長女、こんなに大きくなってくれて、ありがとう。

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AKANE /Growing トラウマ治療実践者
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