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インナーチャイルドが暴れまくった日

今日は私のだめだめな部分の話をします。(本当はだめではないんですけど、イメージ的に。笑)

先日、週末~平日にかけて「良いお母さん」モードをがんばっていました。
子どもたちが楽しむイベントをとにかく楽しんだり、保育園に行きたがらない娘のケアを今まで以上に丁寧にがんばってみたり。
もちろん、それをしているときは、私の「母性の部分」が本当にやりたいと思ってやっていたことで、そこで得た喜びというのも紛れもない真実なんですが。

子どもたちのために、「我慢」をすることもありました。
保育園に行きたがらない娘に、余計なストレスをかけたくなくて、いつも以上に自分の感情をコントロールすることをがんばったり、もともと保育園に預けて仕事をする予定だったところを、保育園をキャンセルしたり。

するとある日の朝、全身がいろんなことを拒否するようになってしまいました。「お母さん」できなくなっちゃったんです。

「我慢」をしていたとき、私の中ではいろいろな気持ちがありました。

子どもたちのために頑張りたい気持ち。
そして、がんばっているのに泣きわめく子どもたちに「私はここまでしてもらったことなんてないのに」「こんなことで泣くなんて」「ここまでしてもらってわがまますぎる」という気持ち。

後者の気持ち、気づいていたけど押し込めてました。そうしたら爆発してしまったんですね。


私の中の子どもの部分「ちび子」。暴れに暴れてすごかった。
甘えたくて、同じ子どもの娘たちに嫉妬嫌悪の嵐。夫に、わがままきいてほしくて、甘やかせてほしくて、満たされなくて。
こうなると自分でもどうにもできない。

なので、事情を話し、思い切って母業をお休みさせてもらいました。
子どもたちを預かってもらい、ひたすら子どもに戻る。わがまま言う。甘える。(これをさせてもらえる環境っていうのも、本当にありがたいなと思っています。)
そして話すのものすっごい恥ずかしいんですが、絵本を読んでもらいました。

「あなたがだいすき」。


娘のために買ったけど、本当は、私が言ってほしかった言葉がたくさん載ってるんです。本当は、私が言ってほしかったんです。

私はあなたが大好き。
あなたが悲しい時は、抱きしめてあげる。
いつだってあなたのみかた。

読んでもらっている最中、涙が止まりませんでした。
「ちび子」は、私の辛い幼少期をがんばって生き抜いてきてくれた子。
出てくると、まぁ大変ではあるものの、別に悪い子なわけじゃないんです。
この子がいたから、私は生き抜いてこれた。

今回、インナーチャイルドが暴れまくって、大変ではあったものの、「ちび子」も限界だったんだろうなって思います。
されてないことを、誰かに無償でし続けるってきれいごとじゃなくほんと正直しんどいんです。

機能不全家庭に育った私が、子育てをするときに子どもに対して時折感じる、「うらやましい」という気持ち。

正直なところ、私自身もこの感情とどう付き合っていけばいいのかいまだにわからず苦労しています。


ただ今できるのは
・その感情をもつことを否定せず、受け止めること

そうだよね、そう思うよね、仕方ないよ、って。だってそれだけ、甘やかされたり大事にされたりする時期にたくさん我慢してきたわけだから。

正直、夫にも子どもたちにも迷惑をかけてしまったなあと自己嫌悪になりそうなところではあるのですが、そうではなくて、子どもたちのためにがんばったことをまず褒めてあげたいなと、思うんです。
事実、めちゃめちゃがんばっていたので。笑

インナーチャイルドであるちび子も癒して、またちょっとずつバランスをとっていく練習をしていきたいなあと思っています。


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AKANE /Growing トラウマ治療実践者
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