【本のこと】幸せのおこぼれ
これだけはわかってちょうだい。
自分たちに不幸があった時、ほかの人も不幸になればいいなんて思うのは、人間として失格だよ。むしろほかの人には、自分たちの分まで幸せになってほしいと思わなきゃいけない。そうすればきっとその幸せのおこぼれが、こっちにも回ってくるはずだからね。どこかで誰かが不幸に見舞われた時、ほかの者が考えなきゃいけないことは、自分たちも同じような不幸に見舞われないよう用心して、精一杯幸せを作りだして、その気の毒な人たちにも幸せが回るようにすることだと思う。
東野圭吾さんの疾風ロンドより。
この前、実家に帰った時に父親から
「これ、読む?」と聞かれて持って帰ってきた
疾風ロンド 東野圭吾
とても面白かった★★★★★
東野圭吾さんの本は、何冊か今までも読んだことがあるけれど、トップ3に入るくらい個人的には好きだった。
ドキドキ、ハラハラして、最後は感動もあり。
色々考えさせられる部分も•••
みなさんはどんな時に本を読みますか?
私は悩み事がある時とか、落ち込んだ時に読むことが多いです。
うすうす分かっていることを誰かがはっきりと言葉にしてくれると心が軽くなるんですよね。
いつか、本に恩返しができたらいいな。
そんな風に思っています!!