見出し画像

子どもと考える情報セキュリティ『インターネットでのトラブルにどう対応するか』

こんにちは、ちいパパです。
子どもにも分かりやすいように、身近な情報セキュリティとしてインターネットの安全な使い方や大切な情報を守る方法などを紹介します。家族みんなで楽しく学んで、ICT機器やインターネットを安全に使いましょう!


1. インターネットで起こった身近な事故事例

ある日、○○君はオンラインゲームをしていて、見知らぬプレイヤーから突然「君のアカウント情報を知っている」と言われ、パスワードを教えるよう脅されました。怖くなった○○君は慌ててパスワードを教えそうになりましたが、友達に相談してなんとか回避することができました。もしパスワードを教えてしまっていたら、○○君のアカウントが乗っ取られてしまっていたかもしれません。

インターネット上で起こるトラブルは身近なもので、いつ自分が巻き込まれるかわかりません。だからこそ、どう対応すべきかをしっかり学んでおくことが大切です。


2. インターネットでのトラブルってなに?

インターネットは便利で楽しいものですが、時にはトラブルに巻き込まれることもあります。例えば、以下のようなトラブルがよく起こります。

  • 迷惑メッセージや詐欺メール
    怪しいメッセージやリンクが送られて、そのメッセージに返信したりリンクをクリックしたりすると個人情報が盗まれることがあります。

  • なりすまし
    誰かが自分になりすまして、SNSやメールなどで勝手にメッセージを送る場合もあります。

  • いじめや悪口(誹謗中傷)
    SNSやオンラインゲームで誹謗中傷されるケースが増えています。

これらのトラブルに巻き込まれた場合、どう対処すればよいのかを知っておくことで、インターネットを安全に使うことができます。


3. インターネットでよくあるトラブルの例

インターネット上でよくあるトラブルをいくつか紹介します。

1. フィッシング詐欺
本物そっくりのウェブサイトやメールで個人情報を騙し取ろうとする詐欺です。「パスワードが期限切れです」などのメッセージを送り、ログイン情報を入力させようとします。

2. サイバーいじめ
SNSやメッセージアプリ(LINE)、オンラインゲームで悪口を言われたり、嫌がらせを受けたりするいじめです。匿名性が高いため、相手が誰か分からない場合も多いです。

3. アカウント乗っ取り
パスワードを盗まれたり、簡単に推測されるパスワードを使っていた場合、アカウントが乗っ取られることがあります。


4. トラブルに巻き込まれたらどうする?

インターネットでトラブルに遭遇したら、以下の方法で対応しましょう。

1. 落ち着いて状況を確認する
パニックにならず、まずは冷静に何が起こっているかを確認しましょう。どんなメッセージが来たのか、誰から来たのかを慎重に確認します。その場ですぐに返信してはいけません。

2. 信頼できる大人に相談する
トラブルに巻き込まれたら、すぐに保護者や先生、信頼できる大人に相談しましょう。子どもだけで相談したり、一人で悩んでいると解決が難しくなります。

3. パスワードやアカウントを守る
もしアカウントが乗っ取られそうになったり、不正アクセスの恐れがある場合は、すぐにパスワードを変更しましょう。また、二段階認証を有効にすることも効果的です。変更方法が分からない場合は、すぐに保護者に相談しましょう。

4. 迷惑メッセージや詐欺メールは無視する
怪しいメッセージやリンクは絶対にクリックしないでください。知らない相手からのメッセージは無視して、開かないようにしましょう。

5. 通報やブロック機能を活用する
SNSやオンラインゲームでは、いじめや嫌がらせを受けた場合、その相手をブロックしたり通報する機能があることが多いです。保護者に相談して相手との接触を断ち、必要なら運営に報告しましょう。


5. トラブルを防ぐためにできること

トラブルに巻き込まれないために、日頃から気をつけるべきポイントをいくつか紹介します。

1. 強いパスワードを使う
短く簡単なパスワードはすぐに推測されてしまうことがあります。大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた強力なパスワードを使いましょう。

2. 怪しいリンクは開かない
メールやメッセージで送られてきたリンクが少しでも怪しいと思ったら、クリックせずに削除しましょう。

3. 個人情報を公開しない
SNSで自分の本名や住所、電話番号を公開しないようにしましょう。自分の情報は慎重に管理することが大切です。

4. オンラインでのやりとりは注意深く
知らない人とのやりとりは慎重に。特に、個人情報を尋ねられた場合は答えないようにしましょう。


6. 保護者の方へ:子どもがトラブルに巻き込まれないために

1. インターネットの使い方を話し合う
子どもがどのようにインターネットを使っているか、どんなサイトやアプリを使っているかを確認し、一緒に話し合いながら安全な使い方を学びましょう。

2. オープンなコミュニケーションを保つ
インターネットで困ったことがあったらすぐに相談できるよう、常にオープンなコミュニケーションを心がけましょう。子どもが一人で悩まない環境を作ることが大切です。

3. インターネットのルールを確認する
オンラインゲームやSNSにはルールがあります。子どもと一緒にそのルールを確認し、守るべきマナーやセキュリティの注意点を教えてあげましょう。


7. トラブルに備えて行動しよう

インターネットは便利で楽しいものですが、トラブルに巻き込まれるリスクもあります。困った時にはすぐに大人に相談すること、そして普段から強いパスワードを使うなどの予防策を講じておくことが大切です。自分を守るために、インターネットの使い方には常に注意を払いましょう。


最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
次回は「スマホを安全に使うためのルールを作ろう!」です。

これからも、安全なインターネットを使い方を親子で一緒に学んでいきましょう!

情報セキュリティのおすすめ本


良かったらサポートお願いします。 いただいたサポートは教育に関する情報発信のための活動費に使わせていただきます!