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「ムーミン75周年 ムーミンコミックス展」トーベ・ヤンソンと弟ラルスの新聞マンガ原画を初公開

「ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンと弟のラルス・ヤンソンによる連載マンガの原画など280余点を初公開」する展覧会。

ムーミンのお話は、本(小説)、絵本、漫画で展開されており、そのうち、本展はイギリスの夕刊紙「イブニング・ニューズ」紙で連載された漫画に焦点を当てている。

1954年に連載を開始し、トーベが絵とせりふ、弟のラルスがネタ探しと英訳(トーベはスウェーデン語系フィンランド人)を担当した。1959年にトーベによる連載は終了し、その後はラルスが単独で1960年から15年間連載を行った。

漫画は3コマずつ新聞に掲載され、その積み重ねで1話となっている。

トーベによる原画や習作が素晴らしい。線が描き出す微妙なフォルムや表情に目を引かれる。ラルスが一人で担当するようになってからの漫画は、線が単純化しており、話も複雑化していろいろと盛り込み過ぎているようにも思う。

「ムーミン」は、日本のアニメは、スナフキン以外特に好きではなかった。でも高校のときの英語の授業でムーミンの本を英語で一部読んで、興味を持った。まずは本をすべて読んでみたいと思っている。


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