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読本アウトプット~イラスト_光と色彩_解体新書~
2023年7月16日投稿の記事です。
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「普段見ている色について考えたことはありますか?」と質問したら
自分含めてほとんどの人は意識したことがないと思います。
意識したことはないけど、実は何を見るにしても色から情報を読み取っています。
そして無意識のうちに色の持つ情報によってバイアスが掛けられています。
この本ではバランスの良い配色だけでなく、
眼の錯覚による同一色なのに明るく/暗く見えると言った
「人間がどう感じるか?」というところまで踏み込んだ本です。
この本ではクリスタのカラーサークルを例に
「こういった色を使うと良いよ!」というのを解説してくれています。
この本自体のアウトプットは
「へー、そうなんだすげー」という感じでしたが
この本から発想を得たのが他人の絵をスポイト分析することでした。
基本的にAI生成は着色されて出てくるのですが
ものによってはバケツツールで簡単に塗り直せます。
見本になる人・イラストを見つけたときに色をスポイトをして塗り直してみるとAIの着色とは感じ方が変わったり、良くなったりすることが多いです。
(肌の他に陰影や髪色、モノクロにして色価を調べる等)
同じキャラで何枚も描いている人をスポイト分析してみると顔や髪型の造形、ホクロや目の色だけでなく肌の色も同じものを使っているのでそれで「同じ人物である」と認識できるんだなぁと発見できたものもあります。
つまり人や物や風景などを同じように描いたとしても
「なんか良い」「なんかビミョー」「さっきと違う絵じゃね?」という判断が変わってくるということです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。